今でも全席喫煙!? 風格ありすぎなご長寿ドトール店舗に潜入…その歴史に迫る

ライフスタイル

 

カフェチェーンとしてお馴染みの「ドトールコーヒーショップ」。今や、ひと駅に1店舗あるくらいの勢いで展開されていますが、みなさん、そんなドトールのはじまりをご存知でしょうか。今回はドトールの原点に立ち返るべく、その歴史を学んだうえで、ドトール屈指のご長寿店舗に潜入してきました。

 

 

■ドトールの出発点は9畳の小さなコーヒースタンド!

 

まずはドトールのはじまりから振り返ってみようと思います。今回はより正確にその歴史を知るために、お客様センターに問い合わせてみました。

 

創設者が原宿にドトールの1号店をオープンさせたのは、1980年のこと。最初の数店舗は、ただコーヒーを立ち飲みするだけの“コーヒースタンド”形式で、わずか9畳の空間だったそう!

 

さらにコーヒーは1杯150円と安価で、誰もが気軽にコーヒーを楽しめるスタイルを売り出していたそうです。これはドイツの様式にならったアイデアらしく、当時としては革新的でした。

 

しかし、次第に時代のニーズに合わなくなったため次々と店舗を改装していき、現在のスタイルに近づいたそうです。

 

 

■5号店以内であることは確実?!「新橋南店」に潜入!

 

そんなドトールの誕生秘話を知ったうえで、「現存する最古の店舗に行きたい!」と思い立った筆者。とはいえ原宿の1号店は改装を重ねており、その店構えはピッカピカ。では2号店はどこなのかと尋ねてみたところ、お客様センターの担当者も把握できていないようでした……。

 

途方に暮れていた筆者ですが、1軒、「あそこならかなり古そうだな……」と思い当たる店舗がありました。「ドトールコーヒーショップ新橋南店」(東京都港区)です。

 

新橋南店は、JR新橋駅から徒歩5分の距離。入ってみてまず驚いたのは、時代に逆らう全席喫煙スタイルだったこと! 食べログに“スモーカーの聖地”と書き込まれているのも納得です。

 

メニューは他店舗と大差ないうえ、電子マネーにもしっかり対応しており、そのあたりのシステムは現代的にアップグレードされているよう。しかしヤニ汚れで黄ばんだ壁や、馴染みのない旧ロゴのままの自動ドアは、見るからに年季が入っている印象でした。

 

お店の方に話を聞いてみると……「ここはかなり古い店舗です。1号店ができてすぐにオープンしているので、5号店以内であることは確実じゃないかと思います」とのこと! 2019年12月現在、ドトールは国内に1,110店舗以上が展開されているので、この新橋南店は全体でも指折りのご長寿店舗だということがわかります。

 

木製で重厚感たっぷりの机とイスには“こだわりの家具”のような風格があり、そこも新しめの店舗とは違うところ。また、かなり小ぶりで異様に脚が長いデザインからは、かつてドトールがコーヒースタンドだった頃の名残を感じられました。

 

というわけで、新橋南店ではドトールの歴史に圧倒されてばかりだったのですが、その感動を文章で伝えるのには、やはり限界があるというもの。お近くにお住まいの方や、新橋に用事がある方は、ぜひ立ち寄ってみてください!

 

P.S. 他にもドトールの2号店~5号店の情報をご存知の方は、筆者までお教えください。

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御徒町まちお

編集プロダクションA4studio(エーヨンスタジオ)所属のライター。1997年生まれ。日本語の音楽ラブで、いつか音楽の中に閉じ込められたいと思っている。

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