『シンエヴァ』公開迫る…『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』は何がスゴかったか? 1分読了考察

コラム

citrus レッド・ジャガー


■ヱヴァ破のあらすじ

 

エヴァンゲリオンに搭乗し、第3新東京市を襲う使徒と戦う碇シンジと綾波レイ。そこに、来日した新たなパイロット、式波・アスカ・ラングレーが加わることとなる。

 

最初はシンジやレイに対して反発心を覚えていたアスカだったが、力を合わせて第8の使徒を撃破したことをきっかけに、シンジたちと打ち解け始めていく。一方でレイは、シンジとその父・ゲンドウの距離を縮めるために、食事会の企画を立てていた。

 

交流を深め、心の距離を近づけていく3人。しかし第9の使徒の出現が、シンジたちに悲劇を招く。

 

 

■ヒロインたちの三者三様な魅力

 

ヱヴァ破にはレイと、『新世紀エヴァンゲリオン』(以下、旧世紀版)で高い人気を誇ったアスカ、新劇場版で初めて姿を現わした真希波・マリ・イラストリアスの3人のヒロインが登場する。

 

シンジに対して無自覚な好意を抱き、行動を起こしていくレイ。同じくシンジに好意を抱き、徐々にその心を開くアスカ。独特な感性や言語センスを持ち、不可思議な行動を取るマリ。三者三様なヒロインたちの魅力を楽しめるのも、ヱヴァ破を語るうえで外せないポイントだ。

 

 

■新劇場版ならではのシンジの変化

 

旧世紀版から人間関係が良好なものへと変化し、物語もまた大きく異なる展開を見せていくヱヴァ破。そのなかでも特に顕著なのは、主人公であるシンジの変化だろう。

 

やや内向的な印象が強かった旧世紀版のシンジと比べると、新劇場版では、料理などを介してコミュニケーションを取る場面が多い。その結果、ヱヴァ破の終盤では激しい感情を発露させ、旧世紀版の彼からは考えられない姿を見せることになる。このシンジの変化とその過程に注目して、改めてヱヴァ破を視聴するのも面白いのではないだろうか。

こちらの記事もおすすめ!
退職時に「お前はどこに行っても通用しない」という捨て台詞を吐く人は…納得の投稿が話題に

退職時に「お前はどこに行っても通用しない」という捨て台詞を吐く人は…納得の投稿が話題に

ページトップ