【ガンダムシリーズ】何…だと…? 戦場を蹂躙するデカすぎる影、モビルアーマー3選

コラム

TND幽介

※画像はイメージです

 

『機動戦士ガンダム』シリーズには、モビルスーツ(以下MS)の他に、局地戦闘を支援することなどを目的とした、モビルアーマー(以下MA)と呼ばれる超兵器がたびたび登場している。今回はとりわけ巨躯なMAを紹介したい。

 

 

■α・アジール:全高108m/アムロを追い詰めた超巨大MA

 

まずは『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場する「α・アジール」を推したい。シャアが率いた、新生ネオ・ジオン軍の誇る全高108mの巨大なMA。大きなスカートから伸びる、足のように見える巨大なプロペラント・タンクと、突き出た肩が印象的である。

 

「エルメス」、「ジオング」、「キュベレイ」、「クィン・マンサ」といったニュータイプ向けの機体から連なるMAで、有線サイコミュ式メガ・アーム砲やファンネルといったサイコミュ兵器に加え、ビーム兵器を寄せ付けないIフィールド・ジェネレーターまで搭載している。

 

劇中では、アムロのいるロンド・ベル隊から、シャアのいるネオ・ジオン側に寝返った少女クェス・パラヤが搭乗し、八面六臂の活躍を見せてアムロを追い詰める。…が、最後はアムロに致命傷を負わされた後、チェーン・アギにとどめを刺されて轟沈している。

 

 
■ネオ・ジオング:全高116m/超機能を内蔵した“着るMA”

 

次は、『機動戦士ガンダムUC』に登場した、ネオ・ジオン軍の残党組織「袖付き」の実質的指導者であるフル・フロンタル大佐が搭乗した、拠点制圧用超巨大MA「ネオ・ジオング」だ。前述の「α・アジール」のような巨大プロペラント・タンクや、対照的に小さな頭部が特徴。

 

頭部が小さいのは、本機のコアユニットがMS「シナンジュ」であるためであり、いわばMSの上に着る超巨大なアーマーのようなシステムになっているからだ。武装も強力無比で、有線式大型ファンネル・ビットや、腹部の大口径ハイメガ粒子砲といった武装に加え、ある強力な兵器を有している。

 

それは、両肩部に内蔵された擬似サイコフレームである「サイコシャード」装置だ。これを起動すると、意志の力を物理的に実現するとでもいうべき力場“サイコフィールド”が発生する。劇中では、敵対するユニコーンガンダムやバンシィ・ルノンの武器を、溶かすように自壊させるという現象を引き起こしていた。

 

 

■アプサラスⅢ:全高不明/超強力メガ粒子砲を備えたMA

 

最後は『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』から、同作のラスボス的立ち位置のMA「アプサラスⅢ」を紹介しよう。連邦軍の本部がある南米のジャブロー基地を、迎撃ミサイルの届かない成層圏から巨大メガ粒子砲で焼き払うという、驚愕のコンセプトに基づいて開発された試作機だ。

 

本作のヒロインであるアイナに「鉄の子宮」と言わしめた異形のフォルムを誇っている。横長の甲虫のような胴体の下から、球状の浮遊用巨大ミノフスキークラフト発生装置が付いたか細い足を二本展開させると、その大きさは1/1200スケールのプラモデルのサイズから推察して約144mになると思われる。

 

武装は胴体の中部の大型メガ粒子砲。劇中では、開発者である狂気の技術将校ギニアス・サハリン大佐と、その妹であるアイナが搭乗。アイナの必死の説得虚しく、ギニアスがラサ基地を包囲した連邦軍MS部隊の大半を一撃で焼き払い、後に放ったフルパワーの照射では山を貫通し、連邦軍の巨大陸上戦艦ビッグトレーを撃破している。
 

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