「1000円ずつ順番に配るとして、9人まではもらい10人目は断りました。この人は"徳が高い"ですか?」古代中国の道徳観に触れて、私たちがもらえる"10万円"のことを思った
キリヒト(@kirihito)さんが「古代中国の"徳の高い行動"」を通して、特別定額給付金について感じたことが話題を呼んでいます。
姉が受けた中国史の講義で「私が皆さんに千円ずつあげるとします。9人まで貰って、10人目の人が断りました。この人は徳が高いでしょうか?古代中国だと、この人は前の9人をdisり後ろの人を受け取りにくくしたので、徳は高いとは言えません。徳の高い人は素知らぬ顔で受け取って、後で返したりします」
— キリヒト (@kirihito) 2020年4月22日
というのを最近の給付金見てて思い出した、と言っていた。他人のメンツを潰さないのが徳だったりはだかの王様の子供が美徳とされたりと、なるほどいろんな見方ができるのだなあ、と思った。
— キリヒト (@kirihito) 2020年4月22日
なるほど、面白い……。
これは深い https://t.co/P61jiJPj8E
— なめさん (@kou3slash) 2020年4月23日
孔子と子貢のエピソードですな
— モグタン@コロセンセー、楽楽模型倶楽部 (@MoruMogutan) 2020年4月22日
魯の国では他国で奴隷となっている魯人を買い戻して連れて帰ると魯の政府からその金を貰えた。
子貢はその金を辞退した。孔子は「それいくない。他の人まで金を受け取りにくくなるから、他国の魯人を助ける人がいなくなる」と子貢を叱った。
— モグタン@コロセンセー、楽楽模型倶楽部 (@MoruMogutan) 2020年4月22日
子路が溺れてる人を助けて感謝の印に牛を貰った。子路はそれを喜んで受け取った。孔子は「これは良い。これでみんな溺れてる人を進んで助けるようになるだろう」と褒めた。孔子はその人の行いだけでなく、その人が世間に与える影響まできちんと見ていたのである。
— モグタン@コロセンセー、楽楽模型倶楽部 (@MoruMogutan) 2020年4月22日
そもそも、この10万円の目的を見失わないようにしたいですね……!
そもそもこの10万円はもらった人を助けるだけじゃなくて、支払った先の人も助ける施策なのだからもらって使ってちゃんと市中に放流してやらなくてはダメなのです。受け取らなかったら単に税金として納めたのと一緒で金としては死んでしまう。
— 片山和紀 (@ktym0719) 2020年4月22日
こうゆうときに断るタイプの性格の人と一緒にいると謎にストレス溜まる https://t.co/zEED6KIeOq
— シロワニ (@emem0124) 2020年4月23日
断ること自体は個人の自由で、善でも悪でもないと思うけど、断ったことを大々的にアピールして、結局貰えるお金以上のものを得ようとしてるのがミエミエでダサいのよね。
— miyu (@miyuko14806828) 2020年4月22日
徳を積むのは大変そうです……。