「ただの雑草と侮るなかれ…」実は食べることができる野草3選

コラム

 

お散歩中によく見かける野草。普段は特別に意識することはありませんが、なかには食べられるものも多いそう。今回は道での遭遇率が高く、食べられることがあまり知られていない野草とその調理法をご紹介!

 

 

■【つくし】/卵とじは田んぼの多い地域の定番?

 

草原や田畑の周辺でよく見られるつくし。都会暮らしの方に話すと驚かれるのですが、つくしが美味しく食べられることは田んぼの多い地域では有名で、筆者も春に田舎の祖母の家に行くと、つくしを摘んで食べていました。

 

つくしを食べるときは茎の途中にある「はかま」を取り除く必要がありますが、事前に水に浸しておくと、ツルンと簡単に剥くことができます。下茹では15秒くらいでOK。卵とじにすると、甘味と苦味のバランスがちょうどよく、美味しくいただくことができます。

 

 

■【ドクダミ】/天ぷらとしても美味しい薬草

 

名前に“ドク”とあり、独特のニオイがあるドクダミ。その名前の由来は一説によると、“毒”と正す、抑えるという意味を持つ“矯(た)める”という言葉を合わせたもので、実際に動脈硬化の予防や解熱に効果が期待できる薬草だそうです。健康に役立つお茶として、ドクダミ茶の名前を聞いたことがある方も少なくないのではないでしょうか。

 

ドクダミは洗って軽く水にさらすだけで食べられるのですが、かなり苦味が強いとのこと。天ぷらにするとニオイとえぐみが気にならなくなり、青じそやミョウガに近い感覚で食べられるので、天ぷらにするのが最もポピュラーな調理法だとか。

 

 

■【たんぽぽ】/花から根まで丸ごと食べられる

 

黄色い花がパッと目を引くたんぽぽ。実は花・茎・葉・根のすべての部分を食べることができます。栄養価が高いということもあり、ヨーロッパの国々では野菜の一種として一般的に食べられているそうですよ。

 

根は焙煎してコーヒーに、葉や茎はおひたしや天ぷらに、花は鮮やかな黄色を活かして、ジャムやラーメンのトッピングにするのが人気とのこと。慣れている方は葉をサラダやサンドイッチに挟んだりして食べているそうですが、いきなりチャレンジするにはちょっと勇気がいるかも?

 

 

――野草を採取する際は、採取が禁止されている場所や、畑やビニールハウスの周辺、道路脇といった除草剤や農薬が撒かれている恐れのある場所は避けましょう。また、間違って有毒な野草を摘まないように、くれぐれもご注意ください。
 

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