【エヴァ】マンガのアスカ初登場シーンはクレイジー!? アニメ版とマンガ版の違い検証まとめ
■ マンガのアスカ初登場はクレイジー!? アニメ版とマンガ版の違いを検証してみると……
1995年10月4日から1996年3月27日にかけてテレビアニメ版エヴァンゲリオン全26話が放送された。また、マンガ版は単行本は全14巻。全14巻の累計発行部数は2,500万部を突破しており、海外でも注目されている人気アニメだ。そんなエヴァンゲリオンシリーズはアニメ版とマンガ版だと、話の内容が少し異なる様子。そこで、その違いをまとめてみた!
テレビアニメ版で惣流・アスカ・ラングレーが登場するのは8話『アスカ、来日』。エヴァンゲリオン弐号機とともに日本の海域まで来ていた空母の甲板上が、アスカの初登場(碇シンジとの初対面)シーンだ。
一方、マンガ版では、アスカは4巻から登場するのだが、アスカの初登場(シンジとの初対面)シーンは街中のゲームセンター。
まだアスカの性格を知らない彼らは、「うおーー激マブ」(トウジ)、「チョーー好み」(ケンスケ)、「あ ホント アイドルみたい」(シンジ)と美麗なアスカに目を奪われる。
けれど、その直後、UFOキャッチャーでぬいぐるみが取れなかったことに腹を立てたアスカは筐体に蹴りを入れ、シンジたちに「100円ちょーだい」「見物料よ あたしのパンツ見たでしょ」と難癖付けて絡み、ゲーセンにいたスキンヘッドやロン毛の不良たちを素手で瞬殺……!
アスカらしいと言えばアスカらしいのだが、テレビアニメ版よりもマンガ版のアスカは、より一層、粗暴でクレイジーな印象を受ける初登場だったのである。
アスカの登場シーンをより詳しく知りたい方は、記事「【エヴァ】マンガのアスカ初登場シーンはクレイジー!? アニメ版とマンガ版の違い検証まとめ」をご覧ください。
関西弁を喋りガキ大将的な振る舞いをするが、実は心優しい熱血少年・鈴原トウジ。クラスメートとなった碇シンジとは初対面のときこそ衝突したが、後にトウジとシンジ、そして相田ケンスケを含めた3人はよくツルむ親友となる。
テレビ版のトウジは、シンジには自分がエヴァパイロットに選ばれたことを告げないまま、エヴァ3号機の起動実験に臨む。しかし、なんと3号機は使徒に寄生されており、トウジを取り込んだまま使徒化。綾波レイ、惣流・アスカ・ラングレー、シンジが乗るエヴァ3機に襲い掛かり……! トウジは負傷しているものの生存が確認されるが、自分の乗ったエヴァがトウジを殺める直前だったこと知ったシンジは、声にならない声で絶叫する……。
一方のマンガ版で、大きな違いは2つ。
一つ目は、3号機起動実験前に、エヴァパイロットになったことをトウジがシンジに告げていること。二つ目は、シンジのエヴァに撃破された3号機に乗っていたトウジが――死亡することが挙げられる。
トウジがエヴァパイロットに選ばれたことをシンジに伝えるシーンなど詳細が気になる方は、記事「【エヴァ】3号機のトウジ、アニメの数倍エグい結末…アニメ版とマンガ版の違い検証」をご覧ください!
ちょっとチャラいけど、碇シンジに対しては頼れる兄貴のような立ち回りをしていた加持リョウジ。
テレビアニメ版で、加持が死亡したと思われる描写が挿入されるのは21話。加持は薄暗い場所で、巨大な換気扇の前で “誰か” と待ち合わせをしており、加持が「よう、遅かったじゃないか」とその “誰か” に声を掛けた次の瞬間、一発の乾いた銃声が鳴り響く……。つまりテレビアニメ版では、加持が銃弾を受けたであろうことは暗示しているが、明確な死亡描写はないのだ。
一方、マンガ版で加持の死亡が描かれるのは8巻で、場所は同じく某所の巨大換気扇の前。しかし、巨大換気扇前に着いた時点で、すでに加持は襲撃を受けており、腹部から血を流している状態。そして、追ってきた “誰か” に対して、「よおっ やっと来たな おそいじゃないか……」「遠慮はいらない……」「今度ははずすな……」と語り掛け、対峙する “誰か” は発砲。
マンガ版での加持の最期の様子が気になる方は、記事「【エヴァ】加持の過去&最期が描かれるのはマンガだけ! アニメ版とマンガ版の違い検証」をご覧ください!