【ガンダムシリーズ】「軍規違反」した主人公がいるってほんと?! ガンダム小話まとめ

コラム

citrus 編集部

 

■ガンダムシリーズには数々の小話が!

 

1979年に初代『機動戦士ガンダム』が放映されて以来、ガンダムシリーズはテレビアニメシリーズだけでも約15作品にのぼり、映画やOVAを含めるとその数はさらに膨れ上がります。戦場を駆ける数多くの若者たちの苦悩を描いてきた『機動戦士ガンダム』シリーズ。これまで多くの主人公が軍組織に居ながら、その溢れる若さで軍規を破り倒してきた。今回は歴代主人公の軍規破りシーンをはじめ、数々のガンダム小話をまとめました!

 

 

■アムロ・レイ:家出感覚で軍から脱走!? 思春期パイロットの苦悩、極まれり

 

 

まずは初代『機動戦士ガンダム』から、主人公のアムロ・レイの軍規違反シーンを見ていきたい。正確には、まだこの時点でアムロは軍人ではないのだが、ガンダムシリーズの軍規違反シーンを語る上では外せないだろう。

 

地球のオデッサに進軍したホワイトベース一行。迫り来るランバ・ラル隊との戦闘のなかで疲弊を余儀なくされていく。しかし、ガンダムを駆る自分に仲間が“おんぶに抱っこ”状態だと不満を募らせていたアムロは、命令を無視してガンタンクで出撃してしまう。

 

戦闘後、そのことで軍規違反と注意を受け、さらにアムロの精神的成長を待ってはいられないというブライト艦長の言葉を聞いたアムロは、居場所を失ったと感じ、なんと艦から脱走してしまうのだった。未熟な主人公と軍生活という、ガンダムシリーズの葛藤演出の基礎を作った名シーンだろう。

 

このほか歴代の主人公の「軍紀違反」が気になる方は、記事「【ガンダム小話】アムロにシローも…! 歴代主人公の「軍規違反」3選」をご覧ください!

 

 

■ソーラ・レイ:コロニーを丸ごと改造した“憎しみの光”こと超巨大鬼畜レーザー兵器

 

次に、『機動戦士ガンダム』の最終局面で登場した「ソーラ・レイ」を紹介したい。戦争終盤、貧困層が住む宇宙コロニー“マハル”の住民、約300万人を強制疎開させ、コロニーそのものを砲身に転用した超巨大レーザー兵器が「ソーラ・レイ」である。

 

太陽光を使ってエネルギーを充填し放つレーザーの威力は強力無比そのもの。地球連邦軍との和平交渉に赴いていたジオンのデギン公王や、総司令官であるレビル将軍を含む連邦軍艦隊の3分の1を一瞬にして焼き払ったのだ。

 

徹底抗戦の構えを貫いたギレン・ザビ総帥が、自身の父であるデギン公王殺害に使った兵器でもあり、この使用が遠因でキシリアのギレン暗殺が起きるなど、ジオン軍の内部抗争に拍車をかけてしまった兵器でもある。発射直後、近くにいたアムロが叫んだ「あれは憎しみの光だ!」という台詞はあまりに有名。

 

このほか、戦場で使われる兵器について気なる方は、記事「【ガンダム小話】ソーラ・レイとは? 戦局を一変させた恐怖の超兵器3選」をご覧ください!

 

 

■パプテマス・シロッコ:強烈な個性を持つ“Zガンダム”のカリスマ悪役!!

 

最後は『機動戦士Zガンダム』より、本作のラスボス的存在であり、圧倒的なカリスマ力で戦局をかき乱した天才軍人パプテマス・シロッコだ。

 

地球連邦の巨大な資源採掘船ジュピトリスの艦長として登場し、のちに地球連邦軍のティターンズに入隊。その政治的判断能力、類い稀な指揮能力、そして自らモビルスーツを開発し、戦場でも天才的な戦闘スキルを発揮するニュータイプとして、ティターンズ内で急速に権力を獲得していったのだ。

 

女性こそ次の時代の支配者と発言するなど、一見するとフェミニストのように見えるが、その実は、掲げる理想に近い存在であるハマーンを排除しようとするなどした。次世代で女性を傀儡にし、黒幕的に動こうとしたとも取れる策謀家である。他人に上から目線で振る舞い、戦闘でもその自信ゆえか、被弾を恐れずパイロットスーツを着ないなど、まさに実力を伴ったナルシスト系キザキャラと言えるだろう。

 

そのほかのキザキャラエピソードが気になる方は、記事「【ガンダム小話】シロッコ、マシュマー…あと一人は? キザキャラ3選」をご覧ください!

こちらの記事もおすすめ!
【衝撃】保育園の「待機」児童はゼロなはずなのに落選… ただし「保留」児童は3,500人いる現実に怒りが込み上げてくる 

【衝撃】保育園の「待機」児童はゼロなはずなのに落選… ただし「保留」児童は3,500人いる現実に怒りが込み上げてくる 

ページトップ