眉間やネクタイを見るのは間違い? マスク越しでも熱意が伝わるコミュニケーション術とは

ビジネス

 

電車の中で、目の前に座っている人たち全員がスマホをしていて驚いた、あの頃が懐かしいと思いませんか? 今や電車の中で、目の前に座っている人全員がマスクをしていることが当たり前になりました。逆にマスクをしていない人が白い目で見られる時代。2020年2月までは考えられなかった状況です。


マスクが不可欠なこのコロナ禍でも、コミュニケーションは取らなければなりません。スマホやパソコン越しだろうが、ソーシャルディスタンスを保った対面だろうが、相手が何を考えているのか、どういう心理状態なのかを読み取らなければ、交流はできませんし、ビジネスもうまくいきません。また、こちらの意見や思いを確実に伝えられなければ、思わぬ誤解が生じてしまいます。


そんなあなたに、朗報です。相手がマスクをしていても、離れていても、画面越しでも、自分の思いを伝え、相手の心の動きをつかむ方法があります。


それは、目の動きです。目の動きを見れば、相手の心を読むことができます。逆にこちらの目の動きを意識すれば、気持ちを伝えることができ、人間関係が驚くほど改善されます。


具体的には、以下のように、目の動きを意識してみてください。


どうしても自分の気持ちや思いを相手にわかってもらいたい場合、たとえば面接などでやってもらいたいのは、「黒目を見る努力をする」ことです。相手の目(両目)をただ見るだけでは足りません。相手の黒目を見る努力をすることが必要です。実際に黒目が見れなくてもいいのです。見る努力をする。すると、熱意、誠意が伝わります。


相手の両目の黒目を見ることで、熱意や誠意は伝わりますが、とはいえ、ガチッと両目を見るのは恥ずかしいですよね。そこで「眉間や鼻やネクタイの結び目などを見なさい」と言われたことがあるかもしれませんが、それは一度忘れてください。


「右目で相手の右目を見ること」を勧めます。すると相手を優しく見ることができて、恥ずかしくもなくなります。何よりもあまりプレッシャーを感じることなく相手を見ることができ、しかも、相手には「見ていてくれている」という安心感を与えます。


さらに左目で相手の全体をみて、ミラーリングをする(相手のしぐさや動作を真似する)のです。腕を組んでいたら、腕を組む。足を組んでいたら、足を組みます。飲み物を飲んだら、同じタイミングで飲みます。慣れればできます。これは、「同調傾向」を応用した心理テク二ックで、「あなたを受け入れています」というサインになり、相手は親しみを覚えてくれて、心を開き、いろいろなことを話してくれるでしょう。


ぜひとも試してみてください。コミュニケーションの達人になれること請け合いです。

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スポーツジャーナリスト

瀬戸口仁

1960年2月25日、東京生まれ。サンケイスポーツ新聞社でプロ野球を11年間担当。独立して1993年に渡米し、ニューヨークを拠点に13年間、メジャーリーグ、とくに日本人メジャーリーガーを取材。日本の新聞、雑誌、サイ...

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