【フライパンを長持ちさせる4つのコツ】やりがちな "あの行為" が実はご法度だった件
毎日のように使うフライパン。気づいたときにはボロボロになっていることもありますよね。しかし、少し扱い方に気を遣うだけで、フライパンの寿命をグンと伸ばすこともできるんです。この記事ではフッ素加工のフライパンを長持ちさせるコツをご紹介します。
■洗うのはしっかりと冷ましてから
料理が終わってすぐフライパンに水をかけてしまう人、多いのではないでしょうか。筆者も「ジュ~」という音が気持ちよくてよくやってしまうんですが、実はフライパンを長く使うという観点だと絶対にNGな行為なのだそう。
急激に冷やしてしまうことによって、表面に施されているフッ素樹脂加工が痛んで剥がれてしまうのだとか。加工が剝がれてしまうことで食材がこびりつきやすくなってしまうので、余計な手間をかけずに料理をするという意味でも避けたほうがよさそうですね。お湯で洗うのがベストなのだそうですが、それだと手間がかかって面倒だという人は、調理後2分くらいフライパンを冷ましてから洗うようにしましょう。
■調理器具は樹脂素材で統一する
フライパンで調理をする際には、おたまやヘラなどの調理器具も併せて使うことも多いですよね。これらの調理器具を金属製ではなく、木製や樹脂素材で統一することでフライパンの寿命を伸ばすことができます。
金属の調理器具はフライパンの表面の加工を傷つけてしまいやすいのだそうです。また、これと同じ原理でメラミンスポンジや、硬めのスポンジの使用も避けるのがベターだと言われています。
■空焚き&強火での使用を避ける
食材のカットや下味をつけている間、すぐに次の工程に移れるようにフライパンを熱しておくという人は筆者だけではないはず。フライパンに熱が回るまでの時間がもったいなくてついついやってしまうんですが、この空焚きも表面のコーティングに大きなダメージを負わせてしまうため、避けるべきNG行為だそう。
特にフッ素加工のフライパンは、250℃を超えると一気に劣化してしまうので御法度とのこと。同じ理由で強火で調理し続けるのもNG。弱火~中火くらいで根気強く調理しましょう。
■収納でもコーディングに気を遣う
フライパンは保管の仕方にもポイントがあります。コーティング加工されたフライパンはコーティングされている部分にものが触れないよう、ぶら下げるか立てた状態で置いておくのが理想的だとされているんです。
収納スペースの関係でどうしてもほかのフライパンなどと重ねなければいけないという場合は、コーティング加工が施されている面を柔らかいタオルでカバーする、極力丁寧に扱うなどの工夫をするといいかも。