「いちご煮」や「ワニの刺身」!? お正月に食べるご当地食材を調べてみた!
コラム
お正月三が日で食べる「おせち料理」
「毎日家事に忙しいお母さんたちが、せめて正月の3日間ぐらいは料理をしなくてもいいように」という意味を込めて、保存が利く料理を作ったとされています。
栗きんとんや黒豆、昆布巻などが代表的な食材として挙げられていますが、実は各地域特有のご当地食材があるんだとか……!
今回は、citrus編集部が調べて驚いた、おせち料理のご当地食材を紹介します。
■青森県の「いちご煮」
青森県では、おせち料理と一緒に「いちご煮」がよく食べられるそうです。
果物のイチゴ……!??と思った方(私です)
この「いちご煮」とは、ウニとアワビの澄まし汁のことを言います。熱いお汁の中でふっくら広がるウニの姿が野イチゴに見えることから、この名前がついたんだとか!
高級食材を使った澄まし汁、一度でいいから味わってみたい!
■石川県の「べろべろ」
石川県では「べろべろ」がめでたい料理として食卓に並ぶんだとか。一体どんなものだと思いますか?
「べろべろ」とは、溶き卵や和風だし、醤油などを寒天で固めた料理を指します。
つるっとした見た目が、かんざしの「べっこう」に似ているので、「べろべろ」と呼ばれています。
どんな食感なのか、気になりますね。
■島根県の「ワニの刺身」
島根県では郷土料理でもある「ワニの刺身」を食べるそうです。
ここで言う「ワニ」は爬虫類のワニではなく、「サメ」のことを指します。
このあたりの地域では、昔から「サメ」のことを「ワニ」と言うようです。古事記の神話『因幡の白兎』に出てくるワニも「サメ」のことだと考えられているんだとか……。
サメの身は、上品な味わいとモチモチとして美味しいようです。島根を訪れた際は、ぜひ食べてみたいですね!
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