ラ・フランスは、フランスではとっくに絶滅している

コラム

citrus 編集部

 

 

洋梨の中でも人気の品種であるラ・フランスは、1864年にフランスで発見され、「フランスを代表する美味しさだ」ということでラ・フランスと名づけられました。しかしこのラ・フランス、本場フランスでは、とっくの昔に絶滅しているってご存知でしたか?

 

 

■現在、ラ・フランスを栽培しているのは日本だけ

 

ラ・フランスがフランスで絶滅したのは1900年代初頭。他の品種に比べ、栽培期間が長いラ・フランスは病気にかかりやすく割に合わないので、フランスでは栽培を諦め絶滅してしまったということです。

 

現在ラ・フランスを栽培しているのは、世界の中でも日本だけ。日本に最初に持ち込まれたのは、フランスで絶滅寸前だった1903年。フランスの農家が諦めた栽培を、日本の農家が研究を重ね、大切に育て上げて生産を安定させました。

 

日本でしか作ってないなんて……。ちなみにそのうちの77%が山形県で栽培されてします。もはや「ラ・ヤマガタ」と呼んでもいいくらいかもしれませんね。

こちらの記事もおすすめ!
普通の男性としては治さないでほしい…ある一定の数存在するという「イケメン恐怖症」の女性について考察してみた

普通の男性としては治さないでほしい…ある一定の数存在するという「イケメン恐怖症」の女性について考察してみた

ページトップ