【HUNTER×HUNTER】ネテロvsメルエム、ヒソカvsクロロetc. バトルが異次元すぎる件

コラム

TND幽介

 

二度のアニメ化を果たし、原作漫画は7200万部突破の『HUNTER×HUNTER』。異なる念能力を持ったキャラクターたちが激突する緊迫のバトルが魅力の本作から、今回は珠玉の名勝負を3つ紹介したい。

 

 

 

■クラピカvsウボォーギン/念習得後のクラピカが見せた圧倒的強さ!!

 

 

まずは、第9巻で激突した、クラピカとウボォーギンのバトルを紹介したい。自身の一族を皆殺しにした存在として、凶悪な念使いの盗賊集団・幻影旅団に凄まじい復讐心を抱いていたクラピカ。

 

 

彼は、ヨークシンシティのマフィアである、ノストラード一家のボディガードとして活動し、奪われた同族の緋の眼の回収を画策していた。そんな折、ヨークシンシティでの大規模競売を狙って幻影旅団が襲来。混乱の最中、旅団屈指の武闘派であるウボォーギンを目撃したクラピカは、一瞬の隙をついて彼の拉致に成功する。

 

 

その後、ウボォーギンと決闘することになったクラピカ。ウボォーギンの圧倒的破壊力にも冷静さを失わず、旅団を捕らえるために磨き続けてきた鎖の能力、そして全系統の能力を最大に引き出せる“絶対時間(エンペラータイム)”を披露し、ウボォーギンを完封・抹殺に成功するのだった。

 

 

 

 

■ネテロvsメルエム/最強vs最恐 種の存亡をかけた達人同士の激戦!!

 

 

コミックスの第28、29巻に渡り繰り広げられた、本作でも屈指の実力者同士の決戦。ハンター協会の会長であり、かつては最強の念使いとも呼ばれていた武人ネテロと、キメラアントの王であり、その圧倒的な天賦の才で出会う者を戦慄させてきたメルエム。二人はキメラアント編の終盤ついに相対することになる。

 

 

背後に現れた巨大な観音像が、目にも留まらぬ掌打を繰り出すネテロの念能力“百式観音”。常軌を逸した長年の修行の結果身に付けたこの能力で、メルエムに無数の打撃を加えていくネテロだったが、メルエムの耐久度は凄まじく、体表にかすり傷を負わせることしかできない。

 

 

ネテロはついに片手・片足を叩き切られてしまう。それでもネテロは渾身の全オーラを撃ち出す“百式観音・零の掌”を見せたが、メルエムには届かなかった。

 

 

このまま敗北かと思われたそのとき、ネテロは自分の心臓に仕込んだ超強力な爆弾を起動させるのだった。達人同士の死闘の決着が、技ではなく人類の生み出した凶悪な科学力という無慈悲な展開は、読者に衝撃を与えた。

 

 

 

 

■ヒソカvsクロロ/狂気の道化師と幻影旅団団長、待望の対決の行方は!?

 

 

最後は、コミックス第34巻をほぼ丸々使った衝撃の決闘を見せてくれたヒソカvsクロロの名勝負を紹介したい。一時期、幻影旅団に身を置きながらも、強者との対決をひたすら追い求めて来たヒソカ。彼が切望するのは幻影旅団団長のクロロとの対決だった。

 

 

一度は流れてしまった対決だけに、ヒソカが(そして読者も)再戦を熱望していたこのカード。天空闘技場を舞台に始まったこの戦いは、まるで小説を読んでいるかのような、濃密すぎるヒソカとクロロの手の読み合い描写に彩られた迫真の内容だった。

 

 

クロロは他人の能力を盗んで使うことができる“盗賊の極意(スキルハンター)”を駆使し、念で作った人形や、それを爆弾に変える能力など、実に5つもの能力でヒソカを追い詰めた。ヒソカも長年の戦闘スキルと汎用性に優れた“伸縮自在の愛(バンジーガム)”で善戦したものの、最後は操られた大量の人間に押しつぶされながら、爆発による窒息でなんと死亡。……しかしヒソカは、死後強まる念を駆使して自分の心臓をマッサージして奇跡の復活を果たしたのだった。
 

 

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