【ガンダム声優転生】キシリアとハマーンがシャアの恋人に…? ナニこの展開!?

コラム

citrus 堺屋大地

 

※このコラムは『ガンダム』シリーズのネタバレを含んでいます。ご注意ください。

 

数十作品もある『ガンダム』シリーズのなかには、ある作品で主要キャラを演じた声優が別作品の主要キャラを演じることも。同じ声で違う人物なので、まるで転生して生まれ変わったよう…! 今回はキシリア、ハマーン、ベルトーチカの“声優転生”をご紹介!

 

 

■キシリア・ザビ『機動戦士ガンダム』→タリア・グラディス『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』

 

『機動戦士ガンダム』で、シャア・アズナブルは地球連邦軍と戦いながらも、密かにジオン軍を牛耳るザビ家への復讐を企てていましたが、そんなザビ家の長女がキシリア・ザビ。

 

キシリアはジオン公国総帥となっていた兄であるギレン・ザビを射殺するも、最終的には自身もシャアに殺されるという結末を迎えていました。

 

さて、キシリアを演じた声優 小山茉美さんは、別の世界観の作品となる『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』で、女艦長 タリア・グラディスも好演。

 

そして、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』にはシャア・アズナブル役の声優 池田秀一さんもギルバート・デュランダル役で出演しており、なんとタリアとデュランダルは元恋人同士という設定だったのです。

 

キシリアを殺した男と瓜二つの声を持つ相手を、タリアとして愛したということですね……。

 

 

■ハマーン・カーン『機動戦士Ζガンダム』→ナナイ・ミゲル『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』

 

『機動戦士Ζガンダム』の後半から登場し、直結続編である『機動戦士ガンダムΖΖ』のラスボスでもあったハマーン・カーン。

 

ミネバ・ザビの摂政でネオ・ジオンの実質的指導者だった彼女は、実はかつてはシャアとかなり親密な関係だった人物です。劇中に明確な描写はなかったものの、ハマーンがシャアに恋愛感情のようなものを抱いていた可能性が濃厚だったりします。

 

『機動戦士ガンダムΖΖ』のラストでハマーン・カーンは戦死しますが、その5年後を舞台にした作品『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』には、ナナイ・ミゲルというネオ・ジオンのニュータイプ研究所所長であり軍の作戦参謀でもある才女が登場。

 

ナナイはシャアの恋人でもあるのですが、実はハマーンとナナイはどちらも声優 榊原良子さんが演じているんです。ハマーンの叶わなかった恋がナナイというキャラで成就するという、不思議な関係性が出来上がっていました。

 

 

■ベルトーチカ・イルマ『機動戦士Ζガンダム』→クェス・パラヤ『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』

 

『機動戦士Ζガンダム』には『機動戦士ガンダム』の主人公であるアムロ・レイも登場しますが、この作品の頃にアムロの恋人となったのがベルトーチカ・イルマ。もともとアムロのファンだったベルトーチカが、彼に積極的にアプローチして交際が始まりました。

 

しかし、『機動戦士Ζガンダム』から6年後が舞台の作品『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』にベルトーチカは登場しないどころか、アムロにはもう別の恋人が……!

 

そんな不遇の扱いを受けたベルトーチカを演じたのは声優 川村万梨阿さんなんですが、なんと川村さんは『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に、ベルトーチカではなくクェス・パラヤという中学生ぐらいの年頃の少女役で再登板!

 

クェスは、恋愛感情ではないもののアムロに好意・興味を抱いていた役どころだったため、このときのアムロの恋人にジェラシーを見せるシーンもありました。その嫉妬心はベルトーチカの生霊がそうさせたのかも……なんて妄想も楽しめますね。

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