自称「顔重視」は嘘!? 『稲中』前野が思わず惚れかけた「中身ありき」な女たち!

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citrus 二階堂銀河

 

1993年~1996年に「ヤングマガジン」で連載され、今なお人気のギャグ漫画『行け!稲中卓球部』。女性に対しては「顔重視」で通っている前野なのですが、作中ではそれが疑わしき描写も描かれます。今回は前野と女性を巡るエピソードを何本かご紹介します。

 

 

■キクちゃん/井沢も爆笑の異次元級ブスと付き合うことに

ある日、いつもは優しい木之下が前野に対して「慎ましい一面が何もない」などと辛辣な言葉をかけます。それによってすっかりイジけた前野は「悪魔がオレを迎えに来たあああああ!!」とダークサイドに堕ちかけますが、神谷のハグと慰めの言葉により自信と愛情を取り戻し、清らかな心も手に入れます。

実はこの一連の流れは神谷の画策で、神谷の友人で容姿が極めて悪いキクちゃんが前野に告白するためのお膳立てだったのです。そして、神谷の作戦通りに前野は自身の目の前に現れたキクちゃんを前にして、その好意を素直に受け取って付き合うこととなります。

前野はデートをしながら、友達がキクちゃんを連れて歩いて来たら爆笑してしまう、できれば犬のように鎖をつなげて歩きたいなどという考えを抱きながらも、キクちゃんを好きになろうと必死に。ですが、最後はキクちゃんが突然真横に現れたことに驚いた前野が目潰しをして、目の前から去るという最悪すぎる別れ方をしてしまうのでした。

 

 

■バレンタインチョコをくれた女性/包み紙を捨てられず……

大掃除の季節。稲中卓球部も学校から任された各箇所を部員で分担して綺麗にすることになり、前野、井沢、田中は体育館周りの担当に。外に落ちたたくさんの枯れ葉を集め終わった頃、三人は焚き火を始めます。

そのときに三人は一年間の良いことも悪いこともすべて焼き尽くしてしまおうと、持参した悲惨な点数のテスト用紙を火元へ追加していきます。晴れて忌まわしいテスト用紙を焼き尽くし、せいせいとする三人でしたが、そのとき前野が何かの紙をまだ隠し持っていることにほかの二人は気づきます。

二人が無理やり奪い取ったそれは、前野がかつて規格外のブスと言える女生徒にバレンタインでもらったチョコの包み袋。もらった当時の前野は全く嬉しそうな顔をしていなかったものの、実はそれをずっと大切にしまっていました。その事実を明らかにされ前野は涙。井沢と田中もさすがに同情の表情を見せます。

 

 

■町田君/男装した岩下を男と誤解したまま欲情し……

稲中卓球部が大会でなかなか勝てないことに頭を悩ませる竹田。そこで思いついた策は、岩下を男装させて大会に出るというもの。そして出来上がったのが「町田君」という後輩キャラでした。

前野らは町田君を岩下と気づかないまま後輩として接し、ある日木之下の家にみんなでお泊りすることに。そして町田君が夜中に入浴しているときに、前野と井沢も勝手に乱入します。そこで前野に異変が……。

前野は思わず町田君に欲情してしまい、次第にふっきれて町田君を男と認識したまま、彼に恋心に近しい感情を抱いていることをオープンにしていきます。最終的には町田君の正体は岩下であるとバラされるのですが、なかなか現実を受け入れようとしない前野でした。

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二階堂銀河

編集プロダクションA4studio(エーヨンスタジオ)所属のライター。少年漫画好き。

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