【僕のヒーローアカデミア】力こそ正義…ではないだろ 光りまくる非戦闘型・個性3選

コラム

TND幽介

 

人類の大半に“個性”と呼ばれる千差万別の超能力が発現した世界を舞台にした人気漫画、『僕のヒーローアカデミア』。プロヒーローになるべく奮闘する高校生たちを描いた本作には、直接的な戦闘力はなくとも活躍する非戦闘型の個性持ちも多い。紹介しよう。

 

 

■峰田実/煩悩まみれのギャグキャラの個性は“超くっつく”だけ?

まず紹介するのは、主人公・緑谷出久の同級生・峰田実。低身長にブドウのような頭をしたインパクト抜群のビジュアルで、多くの読者の記憶に残るキャラクターだ。

普段から胸の大きな女性に目がない様子で、事あるごとにセクハラすれすれの下ネタ発言をして女子たちからこっぴどい制裁を受けている峰田。ヒーローを目指した理由もモテたかったからだそうだが、その煩悩への執念はある種、一本筋が通っているほどに強固なのがまた笑いを誘う。

彼の個性は「もぎもぎ」。頭部のブドウ状の頭髪部分をちぎって投げると、峰田以外の物体に超粘着するのだ。一定時間で粘着は切れるが、その粘着度はかなり強烈で、敵をノックアウトするパワーはないが、捕縛に関してはキラリと光るものがある個性なのである。

 

 

■トガヒミコ/危険で歪んだ可憐なJKは、相手に成り代わる厄介な個性持ち

次は、劇中で大暴れする悪の組織“ヴィラン連合”の幹部である、指名手配犯の女子高生・トガヒミコだ。セーラー服に、ピンとハネた毛先が可愛いお団子ヘアー。一見すると無害そうだが、その三白眼気味の不敵な瞳には、悪役らしい狂気も宿っている。

好きな相手を傷つけることで愛情表現をしている節のあるトガは、間違いなく危険な人物ではあるが、人を見下したりはせずに公平に接しようとする素直な性格。劇中では出久とお茶子に好意を抱いている節も垣間見え、そんな人間らしさがファンとなる読者が多い理由だろう。

そんな彼女の個性は「変身」。対象者の血を飲むことで一定時間相手の姿に成り代わることができる。これによりスパイ活動や撹乱に絶大な効果を発揮できるのだ。劇中では、強敵との戦闘で能力が大化けし、血を摂取した相手の個性を一定時間使用できるようになった。

 

 

■サー・ナイトアイ/未来予知能力でオールマイトのサイドキックを務めた男

最後に紹介するのはサー・ナイトアイこと、プロヒーロー・佐々木未来だ。ビジネスマン風のスーツにネクタイ姿、ピチッとした七三分けで、メガネの下には鋭く相手を見据える眼光を放つプロヒーローのナイトアイ。

一見とっつきにくい印象で、実際そういう側面もあるのだが、かつてNo.1ヒーロー・オールマイトのサイドキックを務めたこともあり、彼の影響で部下たちへユーモアを重視するように説く意外な一面を持つ。劇中では、危険な試薬を製造する極道一家・死穢八斎會を追うために奔走した。

その個性は「予知」。対象者に触れて目を見ることで、相手の未来の行動を見ることができるのである。すぐ先の未来から数年後まで見られるが、遠い年月の未来ほどいつ起きる出来事なのか把握しづらくなる欠点がある。戦闘力はないが犯罪操作で先手が打てるスペシャルな能力なのだ。
 

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