気分をリフレッシュし元気をチャージするために最適なのは…「何もしない」こと!?

コラム

 

ただ毎日、純粋に自分のための時間を作ってみましょう。理想的な時間は30分。それが難しいければ毎日10分でも構いません。その時間は自分のためだけに使うのです。あなた自身をリフレッシュさせ、元気をチャージする時間にするのです。

 

「毎日30分くらいなら、自分だけの時間はあるよ」と、あなたは言うかもしれませんが、おそらくそれはあなたの勘違いです。

 

あなたはその時間に何をしているでしょうか? ひとりでいても、頭の中では誰か他の人のことを考えているのではないでしょうか。もしそうなれば、それは「ひとりの時間」ではあるけれど、「自分だけの時間」とは言えません

 

では、どうすれば「ひとりの時間」を「自分だけの時間」にすることができるのだろうか。

 

答えは「何もしない」ことです。本当に一切何もしないのです。ただ呼吸をするだけ。

 

私の場合、朝、ウォーキングをして、途中にある公園のベンチに座り、10分間、ただ呼吸だけをします。これで気分はリフレッシュされ、活力がみなぎってきます。その時間は、何も考えず、何もせず、何も心配せず、ただ座っているだけ。本当にただそこに座っているだけでいいのです。

 

「時間がもったいない」とばかりに、この時間で何かをしてしまうと、大切な何かを失われてしまいます。音楽を聴けば、音楽鑑賞の時間になり、誰かとおしゃべりをするなら、社交の時間になってしまいます。「自分だけの時間」には、とにかく何もせず、何も考えないことがコツです。

 

そうすることによって、どうして気持ちがリフレッシュされ、活力がみなぎってくるのでしょうか。理由は、潜在意識にあります。

 

脳の中には、顕在意識(意識)潜在意識(無意識)があり、95%もある潜在意識を、人間はほとんど使っていません。実は、この潜在意識はもの凄いパワーを持っています。たとえば、夜眠っている間に、潜在意識はいったん "解体" されます。そして、バラバラになった素材が再構築され、新しい潜在意識が一から組み上げられるのです。つまり、私たちは眠ることによって、毎日、生まれ変わることができる(新しい自分を作る)というわけです。

 

これは、いわゆる "催眠状態" のときも同じようなことが起きます。ボーッとする状態こそが、まさに "催眠状態"。だから、「自分だけの時間」を作ることによって、潜在意識につながり、気持ちがリフレッシュされ、元気がチャージされるのです。

 

ぜひとも、ボーッとする自分だけに時間をつくってください。毎日、生まれ変わりましょう。

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