【名探偵コナン】※ネタバレ注意! 黒の組織のボスが初登場していた伝説回を振り返り

コラム

citrus ささみのおにく

 

原作漫画もアニメも大人気の『名探偵コナン』。近年のエピソードでは黒の組織のボスが判明している。だが、そんな黒の組織のボス、実はアニメ版では約20年前に描かれたエピソードでチラッと登場していたのだ。今回はボスの初登場エピソードを振り返る。

 

 

■実は「黒の組織」に全く関係ないエピソードに登場していた……

2019年6月8日に放送された「マリアちゃんをさがせ!(後編)」にて、黒の組織のボスが“烏丸蓮耶”であることが判明した。烏丸蓮耶とは、すでに衰退した大企業“烏丸グループ”の会長だったとされている謎の男で、その隠された資産を考慮すると日本でも有数の大富豪とされている。

劇中では杖を持ち、肩にカラスを乗せた鷲鼻の老人と思しきシルエットでしか登場しておらず、真の姿は今後のエピソードの見どころだ。だが、この烏丸蓮耶、実は過去のエピソードにてすでに登場を果たしているのだ。

烏丸蓮耶が登場していたのは、2001年1月8日放送のスペシャル編「集められた名探偵!工藤新一VS怪盗キッド」という回だ。この話が今から約20年前に放送されていたという点と、黒の組織に全く関係ない回で登場していた点から、判明後はネット上で大反響を呼んでいた。

そんな「集められた名探偵!工藤新一VS怪盗キッド」は、タイトル通り人気キャラクターの1人である怪盗キッドが登場するエピソード。これまで黒の組織との関わりが少なかったキッドだが、烏丸蓮耶と同じエピソードに登場していたことから、ネットでは「キッドも組織と戦うの!?」「これは絶対伏線だわ」などと呟かれることとなった。

 

 

■「集められた名探偵!工藤新一VS怪盗キッド」はどんな話?

「集められた名探偵!工藤新一VS怪盗キッド」は、毛利小五郎の元に晩餐会への招待状が送られてくるところから始まる。小五郎は毛利蘭と、江戸川コナンを連れて、晩餐会の会場である黄昏の館に向かうことに。

会場に到着すると、晩餐会に招待された他の5人の探偵たちが顔を合わせていた。小五郎を含めた6人の探偵と蘭、コナンは食事が用意されているという部屋へ向かう。そこには怪しげなフードを被った人物がおり、命をかけた宝探しゲームをしてほしい一行に語り出す。

フードの人物の話によると、この館は亡き大富豪・烏丸蓮耶が所有していたもので、生前に溜め込んだ莫大な遺産が眠っているという。最初はゲームを拒む一同だったが、参加者の1人がその場で殺されたことや、連絡手段を絶たれたことから、やむなくゲームに参加することに。そして血に塗れたゲームが始まるのだった……。

 

 

■今エピソードに登場した名探偵たち! 今後再登場の可能性は……?

烏丸蓮耶が登場を果たしたのは上記の場面。厳密に言うと“登場した”とは言えないかもしれないが、フードの人物が烏丸蓮耶の名前を出したシーンで、シルエットのみ登場を果たしていたのだ。そのため情報が少ないが、ボスの正体判明後に見直してみると、肩にカラスを乗せている点が伏線になっていたことがわかる。

カラスと黒の組織の関連性だが、組織のメンバーがカラスの体色を思わせる真っ黒なコートを身に纏っていることと、ボスのメールアドレスのプッシュ音が、カラスの心情を歌った日本の童謡『七つの子』になっていることが挙げられる。

また、「集められた名探偵!工藤新一VS怪盗キッド」に登場した5人の名探偵たちだが、1名はすでに死亡、1名は逮捕されているが、1名は後のエピソードで再登場を果たしている。また残りの2名はこのエピソード以来本編には再登場を果たしていないが、劇場版にチラッと登場しているので、いずれこの二人も今後何らかの形で本編に関わってくるのかもしれない。

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