【警視庁公式】災害時・非常時に使える“命を守る”ライフハック3選 5円玉を使って…
警視庁警備部災害対策課が、Twitterにてライフハックを発信しているのをご存じでしょうか? しかも、災害対策課というだけあって、その多くは災害時や非常時に身を助けてくれそうなものばかり。今回は警視庁直伝のライフハックを3つご紹介します。
■5円玉でトゲ抜きをする方法
木製のものに触れたときなどに、トゲが刺さってしまうことがありますよね。東日本大震災の現場でも、木材などの撤去作業時にトゲが刺さってしまった事例が多々あったそうです。一般に知られるトゲの抜き方といえばピンセットや針を使う方法かと思いますが、災害時や外出時にはそんなアイテムを持ち合わせていない場合がほとんどでしょう。
災害対策課はそんなとき、5円玉を使ってトゲを抜く方法を推奨しています。それは5円玉の穴をグッと押し当ててトゲを浮き出させつまみ出す、という方法。特にこの方法は、指先などの柔らかい箇所に効果的でスムーズに抜けるそうなので、ぜひ試してみてください!
■トイレットペーパーを携帯ティッシュにする方法
もし災害に遭って避難所で過ごすこととなれば、普段の生活と同じくさまざまな場面でティッシュが必要になってくるはず。しかし、ポケットティッシュや箱ティッシュでは枚数に限りがあります。災害時には思い切り使えるティッシュが欲しいところでしょう。
そこで、災害対策課が提案するのは、トイレットペーパーをコンパクト化して携帯ティッシュにする方法。その作り方も簡単で、トイレットペーパーの芯を抜いて潰し、ビニール袋やチャック付きポリ袋に入れるだけ。この携帯ティッシュならば濡れる心配もなくコンパクトに携帯できるはずです。
■絆創膏を使って靴を滑りにくくする方法
雨で濡れた路面は滑りやすくなっているため、ふと足を取られそうになって肝を冷やした人も多いことでしょう。しかし、災害対策課が発信している“靴を滑りにくくする方法”を実践すれば、そんな場面に出くわしても安心です。
気になるその方法はというと、靴の底に絆創膏を貼るというもの。つま先とかかと付近の二箇所に縦に貼っておくだけで、一気に滑りにくくなるのだそうです。ポイントは、絆創膏を貼る際に底についている泥や水滴をよく拭き取ったうえで、空気が入らないように気をつけること。災害時のみならず、普段から使えそうなライフハックですね。