【ドラゴンボール】ベジータは2回死亡…じゃクリリンは何回お亡くなりになったっけ?

コラム

citrus 文月

 

 

『ドラゴンボール』の世界といえば、ドラゴンボールの力によって死者を生き返らせられるため「死」の重みは少し希薄。でも、好きなキャラクターが死んでしまうのはやっぱり悲しいもの。今回は死に様が印象的なキャラクター3人とその死亡数を解説。

※アニメシリーズのオリジナル展開は含まず、原作漫画のみでカウント

 

 

■ベジータ:2回/ベジータの大切なものが分かる、2度の死

まずは、悟空のライバルであるサイヤ人の王子・ベジータ。死亡数は2回と後述するキャラクターに比べると少ないが、物語の節目となる場面で死んでしまうため、その死が印象に残っている読者も少なくないだろう。

そんなベジータであるが、1度目と2度目の死でかなり印象が変わるキャラクターである。1度目の死は、フリーザに胸を貫かれての死亡。“フリーザを倒してくれ”とサイヤ人としての誇りを悟空に託してこの世を去ったため、このときはまだサイヤ人としてのプライドが強く、死に様にもそれが色濃く表れていた。

対して2度目の死は、魔人ブウを道連れに自爆しての死亡。魔人ブウとの圧倒的な実力差を前に、正攻法では勝てないと判断したベジータは己の命を犠牲にして自爆をする。死の間際にはブルマ、トランクスの名前を呼んでおり、サイヤ人としてのプライド以外にも、彼にとって大切なもの(家族)ができたのだと感じられるシーンとなっている。

 

 

■餃子:3回/ショッキングな死に方が読者の記憶に焼きつく

次は、天津飯の兄弟弟子である餃子。死亡数は3回とトップタイの回数を記録している。餃子の死はショッキングなものが多いため、記憶に残っている読者も多いことだろう。

餃子の最初の死は、ピッコロ大魔王編のとき。ドラゴンボールを集め終わったピッコロ大魔王が神龍を呼んだ際に、“ピッコロを消滅させてほしい”という願いを先に言おうとしたところを攻撃されて死んでしまう。“あと少しで倒せる……”という読者の気持ちをへし折る嫌なシーンとして有名だ。

だが、それ以上に印象的なのはサイヤ人編での死だろう。餃子はダメージを負った天津飯を救うべく、ナッパの背中に抱き着き自らを爆発させて死亡する。ドラゴンボールでもう生き返られないという事実に悲しみに暮れるZ戦士たちであったが、ナッパはなんと無傷。傷はおろかダメージすらまともに与えることができなかったため、より深い絶望を読者に与えることになった。

一方、3回目の死亡は超あっさり。魔人ブウ編で、魔人ブウの地球破壊攻撃に巻き込まれての死だったが、個別の死亡シーンはなしという扱いだったのだ。その後、ナメック星のドラゴンボールで無事に生き返っているのでご安心を。

 

 

■クリリン:3回/悟空の親友の死は切ない気持ちを誘う

最後は、悟空の親友であり兄弟弟子でもあるクリリン。死亡数は3回と先述した餃子とトップタイの記録となっている。クリリンの死は親友である悟空だけではなく、我々読者にも深い悲しみを与えた出来事であった。

まずは、第22回天下一武道会直後の死。大会も終わりひと段落、となっていたときに突如ピッコロ大魔王の部下・タンバリンに殺されてしまったので、連載当時は悲しみ以上に驚いた読者が多かったかもしれない。

ただ、それ以上にクリリンの死の衝撃が大きかったのはフリーザ編だろう。元気玉によって瀕死の状態まで追い込まれたフリーザは、ピッコロを倒した後、超能力でクリリンを上空まで引き上げて爆発させる。

目の前で吹き飛ぶ親友の姿を見た悟空は、怒りに震え超サイヤ人へと変化するのだった。クリリンは2度目の死を迎えたため、もう地球のドラゴンボールでは生き返られない。その事実に深く悲しみ、打倒フリーザに燃える悟空の姿は見ていてとても切なかった。

その後、クリリンは復活したナメック星のドラゴンボールで生き返ることができたが、連載当時はもうクリリンの活躍が見られない悲しさでいっぱいだった読者は少なくはないだろう。

そして3回目の死亡シーンは、良くも悪くも悲壮感は薄め。魔人ブウ編にて、魔人ブウに仲間たちと一緒にチョコにされ、食べられてしまうというものだった。その後、餃子と同じくナメック星のドラゴンボールで無事に生き返っている。

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