「毎日必ず瞑想の時間をつくる」ビル・ゲイツが実践していた 、いいアイデアが浮かぶ習慣

コラム

 

マイクロソフトの共同設立者であり、「大富豪」の代名詞的存在であるビル・ゲイツ。1975年に世界初のコンピュータソフトウェア会社として同社を創業し、同社の製品Windowsは、全パソコンOSの約90%を占めます。40歳で世界長者番付1位に。現在は、マイクロソフトの会長職を退き、慈善団体ビル&メリンダ・ゲイツ財団の代表として、その運営に力を入れています。

 

このゲイツが、どんなに忙しいときでも、毎日必ず行っていたのが瞑想です。多くの一流の経営者が実践する習慣でもあります。

 

アイデアは、「ひねり出そう、ひねり出そう」と机にかじりついているときより、散歩したりシャワーを浴びたりして、ぼーっとしている時間にふと思いつくことが多いもの。一流の経営者たちは、瞑想を取り入れることで、その「ぼーっとする時間」を毎日意識的につくり、脳を活性化させていたのです。

 

瞑想して心を「無」にすると、脳の中のふだん使っていない部分が活性化され、いいアイデアが浮かぶということは、ワシントン大学医学部のマーカス・レイクル博士らの研究によって明らかにされました。

 

博士らは、「意識的に行動しているとき」と「ぼーっとしているとき」で脳の働きを比べたところ、「ぼーっとしているとき」のほうが、記憶や価値判断に関する部位が活発に働いていたと報告しています。つまり、瞑想で無心になっているときは、平常時よりも脳がフル稼働しているということになります。瞑想中にいいアイデアが浮かびやすい理由は、ここにあります。

 

今では瞑想は、「脳をリフレッシュしたりストレスを取り除く効果がある」と広く認知されるようになり、グーグルやフェイスブック(現メタ)など世界的企業の研修で取り入れられています。そうした企業の社員たちが瞑想で脳を活性化して生み出したアイデアが、私たちの生活を便利で快適にしてくれているのです。

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