【90年代のヤバCM】急に怖くなる子どもの顔…銀色のボディで顔がないアイツ…懐かしすぎるCM3選

コラム

citrus 文月

 

90年代はインパクトの強いCMが数多く放送されていた。ご飯を食べている子供の顔が急に怖くなったり、「超エキサイティン!」とテンション高めの声を聞いたりしたことがある人は多いはず。今回は特に人々の脳裏に焼き付いているであろうCMを3つ紹介しよう。

 

 

■ツクダオリジナル「バトルドーム」/1994年ころ

 

「バトルドーム!!」というセリフに代表されるように、男性ナレーターのテンション高めな声が終始響き渡るこのCM。紹介されているのは、冒頭で記述した「バトルドーム」と呼ばれる4人用のピンボールゲーム玩具だ。米国のAnjar社がライセンスを持ち、日本ではツクダオリジナルから発売された本玩具のCMは、あまりのテンションの高さにカルト的な人気を誇っている。

 

CMでは「ボールを相手のゴールにシュゥーッ!!」、「超エキサイティン!!」といった勢いに乗ったセリフがいくつも飛び出しており、ネット上ではネタにされることも。また、放送された時期によっては、CMの最後に「ドラえもん、バトルドームも出たぁ!」とドラえもんバージョンのバトルドームの販促をしているものも。こちらもやけにテンションの高いドラえもんの声が耳に残る演出であった。

 

 

■味の素株式会社「ごはんがススムくん」/1998年ころ

 

インパクトで言えば、味の素株式会社がかつて発売していた具材入り調味料シリーズ「ごはんがススムくん」のCMも負けていない。このCMは手描きで描かれたかわいらしい男の子がモグモグとごはんを食べるシーンから始まる。お米を顔に付けながら食べる男の子の姿はコミカルだが、ごはんのおかわりがないと言われた瞬間、表情が激変。なんと急にCGで描かれたリアルな顔立ちとなり、「なぁ~にぃ~~?」と怒りを表すのであった……。

 

前半と後半のギャップに当時の視聴者は驚愕したことだろう。また時代が流れるにつれて、男の子の顔がダンディな表情へと変わったり、彼の母親が出てきてマジギレしたりとバリエーションも増えていく。既に本品の発売は終わってしまったものの、ネット上ではファンが多いCMである。

 

 

■サントリー(ペプシコ社)「ペプシコーラ」/1998年ころ

 

コカ・コーラと並んで世界的に愛されているペプシコーラ。そんなペプシコーラのCMで、その昔「ペプシマン」というキャラクターが登場していたことを覚えている人は多いだろう。全身メタリックな皮膚で覆われたムキムキボディに、青と銀色のカラーリングが施されたペプシマンは、アメコミのヒーローのようなデザインであり、初見ではとてもペプシコーラのキャラクターとは思えない。

 

CM自体はアメリカと思われる郊外の家で泣く子どもに、ペプシマンが猛ダッシュで走っていき、ペプシコーラを与えるという内容。端から見たらシュールな内容となっているため、初見はかなり戸惑うCMとなっている。ちなみに、1999年になぜかPlayStation(PS1)でゲーム化されており、現在はプレミア価格が付いている場合も……。

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