初恋はこのキャラだった…という人も多いのでは?80年代に流行った懐かしの恋愛漫画

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citrus 文月

 

80年代といえば、今も名作として語り継がれる漫画が数多く誕生した時代。「ドラゴンボール」や「北斗の拳」など人気漫画が連載されていた一方、「めぞん一刻」や「きまぐれオレンジ☆ロード」などの人気ラブコメ漫画も少なくなかったのだ。

 

 

■めぞん一刻/1980年~1987年

 

「めぞん一刻」は、1980年から1987年まで小学館『ビッグコミックスピリッツ』で連載されていた漫画作品。作者は、「うる星やつら」や「犬夜叉」などの大ヒット作品で知られる高橋留美子先生だ。

 

古い木造アパート「一刻館」に住む浪人生・五代祐作とそこに新しい管理人としてやってきた未亡人・音無響子との恋愛模様を描く本作。ふたりの恋路を背景に、一刻館に集う個性的な人々との賑やかな交流も見ものの作品だ。

 

夫に先立たれたという響子の幸薄な境遇、年上のお姉さんという属性に加え、祐作との関係が深まっていくにつれて変化する彼女の表情に恋した読者は多いだろう。

 

 

■ときめきトゥナイト/1982年~1994年

 

1982年から1994年まで集英社『りぼん』で連載された「ときめきトゥナイト」。池野恋先生原作の作品であり、ラブコメのほかに吸血鬼や超能力、魔法少女などの要素があるバラエティー豊かな作風が特徴的である。

 

本作は、江藤蘭世、市橋なるみ、真壁愛良がそれぞれ主人公を務める3部構成となっている。第1部は吸血鬼と狼女を親に持つ蘭世が、魔界の王子を探す冒険に旅立つ物語。続く、第2部では人間の女の子なるみが蘭世の弟・鈴世とともに宿敵・黒妖精と戦うというストーリー。第3部では蘭世と俊との娘で大きな力を持ってしまった愛良の成長劇が描かれている。

 

このように大河ドラマのような長いスパンで描かれる「ときめきトゥナイト」。物語が進むにつれて、ギャグ要素からシリアス要素が増えたものの、物語の軸は恋愛となっているためラブコメ的な展開は引き続き楽しめるのだ。ちなみに現在は、集英社『Cookie』で続編となる「ときめきトゥナイト それから」が連載されているのでファンは要チェック。

 

 

■きまぐれオレンジ☆ロード/1984年~1987年

 

集英社『週刊少年ジャンプ』で1984年から1987年まで連載されていた「きまぐれオレンジ☆ロード」。まつもと泉先生が描く本作は、超能力を持つ不思議な一家・春日家が引っ越してきたところから始まる。

 

主人公・春日恭介は、赤い麦わら帽子を被った少女と出会い仲良くなる。その後、転校先の学校で彼女と再会するが、初対面時とは違いその反応は実に冷淡なものであった。彼女の名前は鮎川まどか。学校一の不良だと噂されているが、恭介は彼女に惹かれてしまい……というのが序盤のあらすじだ。

 

まどかの後輩で恭介に一途な檜山ひかるとの三角関係からも目が離せない本作。また中学生という設定にもかかわらず、酒やたばこを嗜むというルーズな世界観も独特な味を引き出していた。

文月

編集プロダクションA4studio(エーヨンスタジオ)所属のライター。人から1000円もらって「ご飯食べていい」と言われたら、350円ぐらいおつりを出してしまうほどの小心者。ギターが趣味だがさぼり癖が抜けず永遠の中級者。最近は人文図書の収集にハマっている。

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