【災害時ライフハック】ペットボトルや新聞紙で、即席のお皿やコップが作れちゃう裏技
もし災害が発生したとき、食器が手元にないというトラブルが発生してしまったら……。そんなときは、身近にあるものを使って食器を作ってみてはいかがでしょうか? いざというときのために、覚えておくと便利な “即席で食器を作る方法” をご紹介します。
■ペットボトルで皿を作る
最初にご紹介するのが、ペットボトルで皿を作る方法。
プラスチックで作られているペットボトルは、水気の多い食べ物を乗せても問題なく使用できる皿になります。
用意するものはペットボトル、ハサミ、カッターの3つ。飲み口の部分をカッターで切り落とし、残った部分を縦方向に2分割。底などはカッターでは切りにくいかもしれないため、その場合はハサミを使うと確実に切れます。
こうするだけで皿を2枚も作ることができます。そして、必要に合わせて2分割したものをさらに分割して切れば、皿を増やすことも可能。どんなサイズのペットボトルでも作れるので、このライフハックを覚えておくとアウトドアレジャーでも応用できるでしょう。
■牛乳パックでスプーンを作る
次は牛乳パックでスプーンを作る方法をご紹介。
牛乳パックとハサミ、もしくはカッターを用意しましょう。工程は簡単で、まず牛乳パックを2等分に縦切りし、その切り終わったパックをさらに縦に2分割します。次に開封口を手持ちの部分に、底の部分をすくう部分にするように、縦の2つの側面を斜めに切りそろえます。これで簡易的な即席スプーンの出来上がりです。
牛乳パックは防水加工された紙で出来ているため、災害の避難時には牛乳パックを使ってさまざまな応急道具を作ることができるはずです。
■新聞紙で食器を作る
最後に紹介するのは、新聞紙を使用して食器を作る方法です。
用意するのは新聞紙、ポリ袋、ハサミもしくはカッター。まず新聞紙を正方形に折ったあと、斜めに折って3角形を作ります。次に長辺の角を短辺の真ん中あたりに合わせて折り、5角形にします。2枚重ねになっている上の3角部分を前と後ろに1枚ずつ倒します。最後にポリ袋を被せ、上部を広げて開口部にあたる部分を作り、安定するように底部分を平らにしたら完成です。
使用する新聞紙の大きさ次第で、コップや皿などとして活用できるでしょう。側面を固定するものを入れるとさらに安定感が出ますが、水などこぼれやすい液体を入れる場合は手で支えておくとより安心です。
――このように身近にあるものが災害時に食器へと大変身します。ぜひ覚えておき、いざというときのために役立てていただければ幸いです。