【保冷剤を使ったライフハック】冷やす以外にも使える! 保冷剤の意外な活用術3選
冷蔵や冷凍の食品を買うと付いてくる「保冷剤」、気づいたらどんどん溜まってきてしまいますよね。いつの間にか冷凍庫に放置されがちな保冷剤ですが、実は冷やすこと以外にも利用できるのです! 今回はそんな保冷剤の活用術を3つご紹介します。
■園芸用の保水剤として使用する
最初にご紹介するのが、園芸用のアイテムとして使用する方法。帰省や旅行などで家を留守にする際、その間植物の世話ができないと心配ですよね。そんな不安は保冷剤を使って解消させることができます。
実は保冷剤のなかには、水を含んだ吸収ポリマーが入っており “保水剤” として役立てることができるタイプもあるのです。解凍しておいた保冷剤の中身を取り出し、ジェル状の液を鉢植えや庭の花壇に撒いておくことで、水分が徐々に土の中に溶けていき、植物を枯らさずに済むというわけ。ほかにも植物の周辺にジェル状の液を敷き詰め、その上に土を被せておけば2~3日は乾燥から守ることができます。
しかし、保冷剤のすべてが保水剤として活用できるわけではないので、家にある保冷剤がどのタイプかを確認してからご使用ください。
■消臭剤として使用する
次に紹介するのは、消臭剤として使用する方法。保冷剤の中に入っているジェルの表面は凸凹になっていて、ニオイを吸着しやすいという特徴があるのです。
作り方は簡単。保冷剤を常温に戻し、中のジェルを空きビンや空の容器に入れるだけ。そしてニオイが気になりやすいお手洗いやキッチンまわり、ごみ箱の近くやシューズボックスに置いておくと消臭効果が表れます。
当然保冷剤が大量に余っていれば設置できる場所も増えるので、もし保冷剤がたくさんある場合は複数作っておくと便利なのではないでしょうか。
■芳香剤として使用する
最後に紹介するのは、芳香剤として使用する方法。手順は先ほどの消臭剤の作り方と途中までは同じです。
消臭剤を作るときと同じように、保冷剤を常温に戻し、中のジェルを空きビンや空の容器に入れます。そこに自分好みのアロマオイルや香料を数滴垂らすことで、芳香剤として使うことができるのです。中身がジェル状になっていない保冷剤だとこの芳香剤は作れないので、家にある保冷剤を確認してみてください。
また、香りの持続効果は約2週間あると言われていますので、効果が薄れてきたら新たに芳香剤を作ってみてもいいでしょう。2つ目で紹介した消臭剤と作り方も似ているので、使い分けながら日常生活に取り入れることができそうですね。
――このように保冷剤は家庭で役立つさまざまな便利グッズに変身するので、捨てずに普段の生活に役立ててみてはいかがしょうか?