【便利】捨てるにはまだ早い! 乾燥剤を再利用したライフハック3選
お菓子や海苔、乾物と一緒に封入されているシリカゲル素材の「乾燥剤」。乾燥を防いでいた食材がなくなればもう用済みかと思われますが、実はまだまだ活用法が残されているのです! 今回はそんな乾燥剤の活用アイデアを3つご紹介します。
■靴に入れてカビ予防に使う
最初にご紹介するのが、カビ予防として使う方法。脱いだ後の靴は汗で湿気がたまりやすいため、気づいたらカビが生えてしまうことも。そこで役立つのが、シリカゲル素材の乾燥剤です。
シリカゲル素材の乾燥剤は、お菓子の袋に入っていることが多く、透明や青の粒が包装内の湿気を吸収し、乾燥を防いでくれます。湿気を吸い切ると、粒の色が白やピンクに変化するので、まだ使えるかどうかが一目でわかりやすいというのも特徴です。
実際に靴に乾燥剤を入れるときは、つま先に近い場所に入れておくことで、カビ予防とともにイヤな臭いを取り除く効果も期待できます。湿気が多い時期は特に役立ちそうですし、普段から乾燥剤をシューズボックスに入れておけば、カビや臭いの対策にもなるはずです。
■砂糖や塩をサラサラに戻す
次に紹介するのは、砂糖や塩に入れるという使い方。砂糖や塩は、湿気が多くなると固くなってしまうことがありますが、乾燥剤を使うことでサラサラに戻すことができます。
使用するのは同じくシリカゲル素材の乾燥剤。砂糖や塩を入れている容器に、数日間乾燥剤を入れておくことで、再びサラサラの粉状に戻るとのこと。シリカゲルは再利用に適しているといわれており、何回でも乾燥剤として使えるメリットもあるのです。
砂糖や塩以外にも、小麦粉やインスタントコーヒーなどの粉ものが入った容器やビンに入れても同じように効果が出るので、ぜひお試しください。
■再び乾燥剤として復活させる
最後に紹介するのは、乾燥剤を再利用できるように復活させる方法。シリカゲルは湿気などの水分を吸収しますが、吸収した水分を加熱で飛ばすことで繰り返し使うことができるのです。
まずは、フライパンで加熱する方法をご紹介します。シリカゲルを袋から出し、フライパンでゆっくり加熱しながら水分を飛ばしていきましょう。粒がピンク色や白色から青色や透明になったら再び使えるようになったサインです。続いて、電子レンジで加熱する方法もご紹介。電子レンジの場合、一気に温めると破裂する恐れがあるため、ゆっくりと少しずつ数分かけて加熱していくと安心でしょう。
こうして再び乾燥剤として使うことができますが、使わないときはジップ付きの袋などで密閉できる容器に入れておくと、水分を吸収することなく保存できます。
――このように使わなくなった乾燥剤でも、さまざまな再活用方法があるのです。気になった方はぜひお試しください!