【実録】大物女優の「付き人」になったら、給料が「信じられない額」だった件

芸能界「働き方」のリアル

メンタルは鍛えられたが…

この数年、芸能界で話題を集めている出来事といえば、事務所を独立する芸能人が目立つということだ。

そんななかで、芸能界やその周辺での「働き方」に注目が集まる機会も増えた。きちんと給与が支払われているのか、労働時間は法定の範囲内に収まっているのか…。

大手芸能プロダクションのスタッフが、過労死ラインを大きく超える残業を求め、労働基準監督署から是正を求められるといった事件も起きた。

こうした流れを受けて、無茶な働き方、働かせ方は難しくなっているかもしれないが、少し前まで、芸能界の一部では、とんでもない働き方をさせられる人もいたという。

 

とある大物女優の「付き人」をしていた僕田友さん(仮名)はこう語る。

「『付き人』って扱いとして『一人前ではない・勉強中』なので、立場はとても低いです。というか一番下です。何か言われたらまず返事は『はい!』です。そして『即動く』です。上下関係はこれ以上ないほど厳しかったですね。でもがんばっていれば皆さんかわいがってくれました。ただ、嫌な人に出会うこともありましてね、挨拶しても露骨に無視されるとか(笑)。でもおかげでメンタルは相当鍛えられました」

その僕田さんが、芸能界での「付き人」としての過酷な日々を振り返ったのが、マンガ『大物女優の付き人は、ほぼ奴隷の日々でした。』(原作:僕田友、漫画:西つるみ/ぶんか社)である。

(c)僕田友/西つるみ/ぶんか社

【前編】「【実録】大物女優の「付き人」になったら、「奴隷のような日々」が待っていた」では、僕田さんが「付き人」になるまでの経緯を見た。以下では、僕田さんが付くことになった大物女優の凄まじい言動の数々についてご紹介しよう。

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