初沢亜利
1973年フランス・パリ生まれ 写真家。上智大学文学部社会学科卒業 イイノ広尾スタジオを経て、写真家としての活動を開始する。 写真集に、イラク戦争前後の市民の生活を撮影した「Baghdad2003」(碧天舎)、東日本大震災翌日から一年を追った「True Feelings -爪痕の真情-」(三栄書房)、北朝鮮写真集「隣人。38 度線の北」(徳間書店)などがある。 第29回東川賞新人作家賞受賞 報道の対象となる地に赴き、日常に目を向ける中で、実態が抱えている複雑さや曖昧さをすくい取る作業を続けている。 ジャーナリズムとアートの境界そのものを、自らのアイデンティティーとする。