光文社の女性誌8誌をつなぐ総合メディア『magacol(マガコル)』で、『恋愛四季報』の著者である伊藤のの子さんというヒトが「今どきの30代男子の恋愛傾向と攻略ポイント」について語る旨の記事を配信していた。
記事中、伊藤さんは「今どき30代男子」を4タイプに分類。とりあえずは、その「4タイプ」と分析の抜粋を、賢明なるcitrus読者の皆さまにもご覧になっていただきたい。
(1)外金・商社が中心! 恋愛市場の勝ち組と言えば
エリート系・肉食男子
※オシャレで華やか。選ぶお店は六本木や麻布十番。女性を喜ばせる術を知っているが、競争率も高い。
(2)このゾーンが一番多い 結婚はわりと早めです
安定志向・草食男子
※料理・サウナ・キャンプなど「丁寧な暮らし」を好みがち。収入もライフスタイルも平均的で、メーカー勤務などに多い主流派タイプ。共働き希望で「お金のかかりそうな女子」を敬遠する。
(3)恋愛市場にはほとんど出てこないので実は狙い目!
レアキャラ・アカデミック男子
※理系大学出身者が大半で、恋愛偏差値は低めで奥手。だが、女性慣れしていないからこそ、大切にしてくれるオススメタイプ。オタク要素が強くてあまりかまってくれない危険性も?
(4)医師・弁護士・税理士などモテ度も収入も高め 先生って呼ばれてます
「士業」男子
※クセ強めの性格&お坊ちゃま系多し。恋愛でも気の強い女性やエッジの利いた趣味を持っている個性的な女性に惹かれる傾向が。男性に媚びないタイプが好かれる。
なんとも完ペキなるカテゴライズではないか。どの分析もじつに的を射ているが、各「◯◯男子」の上にあるキャッチコピーが、まず秀逸すぎ! “ここ” を読んだだけでもう本文の内容がかなりの部分まで想像できる。「小見出し」の理想的お手本のような名文である。
あと、なによりもこの「4タイプ」以外の◯◯男子を、ちょっと考えてもなかなか(少なくとも私は)思いつけないところが素晴らしい! すなわち「今どきの30代日本男児のほぼすべてを、この4つで網羅している」わけであり、あえて漏れているタイプを指摘するなら「夢追い人系男子」だとか「エピキュリアン系バイト男子」だとか「ヒモ系パチンコ男子」だとか……が挙げられるが、こういう男子たちは恋愛市場においては、(一般的に)あまり “優良物件” ではないため、おそらく除外されているのだろう。
ちなみに、私の周囲には「起業系男子」やら「IT系副業男子」やら「プロ野球選手」やら「画家」やら「ミュージシャン」みたいな男子もウジャウジャ実在するが、大雑把には「起業家男子」は(1)に、「IT系副業男子」は収入こそやや高めだけれど(2)に、「プロ野球(サッカー)選手」「画家」「ミュージシャン」などは(4)に属するのかもしれない。
そして、私がこのなかで一番オススメなのは、伊藤さんとまったくの同意見で(3)の「レアキャラ・アカデミック男子」! じつは私の今年25歳になる従兄弟の息子さんが典型的なこのタイプで、本当にイイ子なんですよ〜!! カノジョいない歴25年のまさに純粋培養男子!!!
どなたかこのコラムを読んで「会ってみたい」と直感した婚活女子は……ゼヒとも私にご一報くださいm(__)m