「餃子」にあと一品をつけるなら、アナタはなに??? そんなどーでもいいことを論じている記事を、「仕事と家庭、どっちも大切にしながら忙しい毎日を送る女性のためのWebメディア」をコンセプトとする『Kufura(クフラ)』が配信していた。
念のため注釈しておくが、私にとって「どーでもいいことを論じている」ってえのは、決して冗談ではなく最大級の褒め言葉だったりする。したがって、イコール「とても良い記事」ということだ。ってなわけで、『Kufura』はいったい全体、どんな一品を “オススメ” しているのか? さっそく、その概要を以下に紹介してみよう。
・チャーハン
(※理由:「餃子&チャーハンを出しておけばとりあえず文句は出ません」「冷凍食品を使ったり、残ったご飯でさっとつくれるから」…など)
・スープ
(※スープの種類:「卵スープ」「わかめスープ」「はるさめスープ」「もやしスープ」「具沢山の味噌汁」…など)
・サラダ
(※理由:「餃子をつくるのが大変ないっぽう、サラダは切って盛るだけで簡単」「野菜を摂れば栄養的にも完ペキ!」…など)
・箸休め的おつまみ
(※おつまみの種類「きゅうりともやしのキムチ和え」「きゅうりとわかめの酢の物」「きゅうりの浅漬け」「ほうれん草のおひたし」「もやしナムル」…など)
・もう一品おかずをつくる
(※おかずの種類:「野菜炒め」「麻婆豆腐」…など)
ハイ! どれも悪くありません!! グッドチョイスのオン・パレードではないか。私だったらどうだろう……? 家でつくるか買ってくるかはともかくとして、ゴメス的には一人に与えられる「餃子」の “数” で、「あと一品」はずいぶんと違ってくる……ような気がする。
たとえば、「6個」の場合──たった6個だと全然足りないので、私ならばもう一品 “メインディッシュ” をつくるなり、買ってくるなりする。「麻婆豆腐」や「野菜炒め」も捨てがたくはあるが、やっぱ「レバニラ炒め」……それか「トマトの卵炒め(きくらげ入り)」? いっそ、ラーメンもアリ? ただし、餃子に合わせるラーメンは絶対に醤油味! しかも、家系だとか背脂系だとか……と、凝ったヤツではなく、できれば “美味すぎず不味すぎず” な、町中華で出てくるような化調がガッツリ利いてる……みたいなのがいい。餃子がすでにけっこう脂っこいがゆえ、サッパリ系のラーメンがベター……ってとこか???
では、次に! たとえば「10個以上」の場合──そうなってくると「餃子」自体がもはや “メインディッシュ” になるわけで、だったらコレを「一品」にカウントするか否かは議論の余地もなくはないが、やっぱ「白米」しかないだろう。
私が高校2年生だった43年前──まだ『餃子の王将』のメニューが「餃子」しかなかったころ、私は同チェーンの(大阪)石橋駅前店で「餃子100個食べたら無料!」というイベントにチャレンジして、見事達成した経験がある。いくら『王将』の餃子が激旨だとは言え……そして、いくら当時はテニス三昧の育ち盛りな部活少年だったとは言え、さすがに50個を越えたあたりから口の中がギトギトになって、キツくなってきた。一緒にチャレンジした同級生はあえなくギブアップ……だが、私はここでまさかの「ライス」を注文し、満腹を避けるのではなく、逆に(?)口内や胃にまみれる脂を米でスッキリさせることでこの偉業を無事成し遂げたのであった。
つまり、なにが言いたいのかと申せば、「餃子とライス」ほどのベストマリアージュは他にない……ってことなのである。もし「白米」を「あと一品」にカウントしないなら、ワカメスープ(大盛り)も付けたいところですけどね(^^;;? マジどーでもいい話によりどーでもいい話を二乗してしまい、恐縮ですm(__)m