『日刊SPA!』が、「恋のコンサルタント」との肩書きを持つ山本早織さんという女性が寄稿した『「大きな欠点はないのに、なぜかフラれ続ける男性」に実は共通している特徴』なるタイトルの記事を配信していた。山本さん曰く、恋愛や婚活でなによりも女性にとって重要になってくるのは
「自分(=アタシ)に興味があるかどうか?」
……なのだそう。たとえば、こんな男性が実在した……らしい。
ユタカさん(仮名・32歳)は背も高く、顔もさっぱりとした素敵な容姿の持ち主。年収も700万円と、30代前半としては高め。ゲームが大好きなオタク系で、お見合いは決まるものの、なぜかデートが続かないというタイプでした。
コミュケーション能力は高いほうではなく、シャイで連絡不精。(中略)そんな彼がデートを重ねた女性から「彼は私に興味があるように感じない」とフラれてしまったのです。
ユタカさんが(これまで)フラれている理由の大半はこれでした。じつは、彼は彼女にかなり前向きだったのに……。
「私に対して興味があれば、聞きたいことがもっとたくさんあるはず!」
……と、女性は考える──山本さんはそう指摘する。ゆえに、コミュニケーション能力にイマイチ自信がない男性は、
「自分は口ベタで(アナタに)興味があっても、なにを聞けばいいか悩んでしまうこと」「一緒にいるだけで幸せなこと」「連絡不精で基本的に友人などの連絡は2〜3日放置してしまうタイプであること」などを早い段階で会話中に織り混ぜ、「自分の取り扱い説明書」を知ってもらう。
……ことがポイント……なのだそう。
なかなかイイことをおっしゃっている! (※←やや上から目線(笑))そう!! とにもかくにも、どんな手を使ってでも「ボクはアナタに興味があります」……いや、あと少々踏み込んだ表現をするなら
「ボクはアナタに “しか” 興味がありません!」
……という想いを、意中の相手に伝えることこそが “モテ道” ……だけではなく「人としての求心力」をアップできる第一歩なのだ。合コンでも、最後に美味しいトコを持っていくのは、誰にでも社交的な “八方美人” タイプではなく、狙いを定めた一人の異性ばかりと端っこでこそこそしゃべっている、従来的には「協調性に欠けた嫌なヤツ=抜け駆けタイプ」ではないか!
「アナタにしか興味がありません!」と、相対性を際立たせるのに一番ベストなのは、もちろん山本さんのアドバイスどおり「そのままの気持ちを言葉にして表すこと」だが、ほかにも
「相手をじっと見つめる(※眼を見続けるのが厳しければ、そのちょっと下の鼻のあたりを見つめる)」
「バラエティに富んだ相づちをワザとらしくならない程度に大袈裟に、極力タイトに多めに入れるよう心がける」
「相手の名前のタトゥーを身体のどこかに入れる」
……ほか、方法はなんぼでもある。もう一度よく考えてみてほしい。そもそもアナタだって、自分に興味のない相手とは付き合いたくないでしょうが!? 逆に、どんなに口ベタではあっても、その “自分に対する興味” を懸命にアピールしてくれるヒトには……むしろ、その手段が愚直であればあるほど、私は男女問わずそのヒトのことを好きになってしまうのだ。