私はGoogleが毎日配信する日本最大級のランキングサイトである……そうな『gooランキング』が、わりと好きだったりする。ここcitrusでも何度かネタとして使わせていただいた。
大手が運営しているわりには
・【(少年)ジャンプ】メンタル最強主人公ランキング
・【狂気】ぶっ飛んだ役が最もはまる女優ランキング
・阿部寛の演技が光った映画ランキング
……ほかモロモロ、お題がなかなかにニッチで(※毎日配信しなければならないから、おのずとニッチにならざるを得ない…という見方もある)、しかも分母(=アンケート対象者)も日々安定して500人をキープしているゆえ、それなりの信頼もおける。
実際、私の雑感だと、ベスト10内にいつも3〜4つは首を捻りたくなる回答も混じってはいるけど、残りはまあ言われてみたらそうかもな……と、つまり結果にはおおよそ的に納得しているのである。少なくとも、自分が「コレが絶対1位だろ!」と予測していた回答がベスト10から漏れることは……これまでなかった。
ところが! そんなケースがとうとうあったのだ!! 2月14日に配信された『前世は公家!?公家顔だと思う男性有名人ランキング』の、とりあえずはベスト10をご覧になってもらいたい。
1位 :及川光博
2位 :羽生結弦
3位 :野村萬斎(二世)
4位 :ディーン・フジオカ
5位 :東山紀之
5位 :佐々木蔵之介
7位 :大沢たかお
7位 :小泉孝太郎
9位 :小日向文世
10位:綾野剛
以上の結果を鑑みるに、ここで選ばれた「公家顔」とは
・一重系の吊り目
・通った鼻筋
・色白美肌
……あたりの、いわゆるワイルド型ではない端正な塩顔系の顔立ちのことを言っているのでなかろうか(※もちろん“例外”も数人は混じってはいる)。同ランキングの冒頭文には、
かつては朝廷に仕えた貴族や上級官人であった“公家”。そんなどことなく高貴な雰囲気が漂う公家のような顔立ちを持つ有名人も少なくありません。
……とある。前記した3つの「端正の要素」も「高貴な雰囲気が漂う顔立ち」も、たぶん間違っちゃあいない。が、私は「公家顔」とくれば、あと二つほど……どうしてもつけ加えたい“条件”がある。
一つは「下ぶくれ」。そして、もう一つは「通った鼻筋」を超える「鷲鼻」である。となれば、あのヒトのことをお忘れだろう? そう!『嵐』の大野智クンである!! 彼こそが断トツの1位ではないのか!? なのに、ベスト10どころかベスト50にすら入っておらん。今回のアンケート対象者500人の目が節穴だったのか、それとも私の「公家顔観」が誤っているのか……? そのジャッジは、citrus読者皆さまによる司直の手に委ねたい。ちなみに、嵐ファンの皆さま、私は大野クンを貶しているわけでは決してない、「ノーブル」だと、あくまで褒めているので、勘違いしてこのコラムを燃やしたりしないよう宜しくお願い致しますm(_ _)m