つい先日、初チャレンジしたオンライン飲み会での悪戦苦闘ルポをここcitrusに寄稿したばかりで、
おそらく、合コンも回数を重ねればそこそこの“手練れ”になっていくのと同様、場数さえ踏めば、オンライン飲み会もちゃんと楽しめるようになるのだろう。
……との結論を導き出した……記憶があるがw、それ以降、我慢強く何度か場数を踏んで、ようやく当初感じていた「よそよそしさ」みたいなものも払拭されつつあり、しばらく連絡が途絶えていた友人・知人のリアルな現状や新型コロナウイルス対策……などの情報がぼちぼちと入手できるようになってきた。
で、普段はアクティブに公私ともども外を飛び回っていた周囲の“デキるヒトたち”が、慣れない「外出自粛」の日々をどう暮らしているのか、その一例を挙げてみると、
・ 毎日ジグソーパズルをやっている
・ 『美味しんぼ』を一巻から全部読み返している
・ 『アベンジャーズ』を軸とするマーベル作品を観まくって、ストーリーのつながりを把握する
・ 毎夜違った種類のカレーをつくっている(表現を変えると、毎夜カレーしか食べていない)
・ トマトを育ててみる
・ スーパーボールを四方の壁に投げ、反射神経を鍛える(六畳一間のワンルームに在住する20代男子)
・ 洋服を一気に断舎離して、メルカリで売って小銭を稼ぐ
……ほか、各人それぞれに、それなりの工夫を凝らして、この鬱屈した日々をやりすごしている様子であった。なかには絶対真似したくないのもいくつかあるけれど?
ちなみに、私が最近はじめた“ルーティン”だが、まずは「読書」。本棚をいったんキレイに整理して、そのなかから途中で読むのを断念してしまった書物(『罪と罰』とかサルトルの『実存主義とは何か』とか)を抜き出し、“苦行”として一日1時間以上、目を通すよう努力している。
そして、その“苦行タイム”のBGMには、私の「iTunesに入っている約5000曲をシャッフルで一から順番に聴く」ことにしている。
また、(おもに)その苦行タイムからピックアップした「何度意識しても文字順や読み方を忘れてしまいがち単語」、たとえば、
・ ラマダン(すぐ「ラダマン」だっけか…悩んでしまう)
・ 荒唐無稽(たまに「こうけいむとう」だっけか…と迷ってしまう)
・ 控訴(よく「くうそ」と言い間違えてしまう。一度、生放送の某テレビ情報番組に出演したとき「くうそ」と口走ってしまい、顔面から火が出るほどに恥ずかしかった)
・ 尽力(時おり「ついりょく」とパソコンに売って、「尽力」と出てこないときがある)
・ 荏原(しょっちゅう読み方がわからなくなって、調べるのに案外苦労する)
……その他を“苦行”後に「音読」して頭に叩き込むようにしている。
あと、最近は「ランニング」さえも「してはいけない行為」的なニュアンスでヤリ玉に挙がっている風だったりするけれど(※実際は、マスクをするなり混まないコースをチョイスすればいいだけの話なんだが)、じゃあ「縄跳び」はどうだろう? 夜中だったら家の前のちょっとした空きスペースでもできるから“移動”もナシで済む。さらに、縄が回転する範囲は自然とソーシャルディスタンス状態にもなるので、今のご時世にうってつけなのではなかろうか? 2分もやったらちゃんとヘトヘトになれますよ。