「絶対に浮気しないと思う男性芸能人」ランキングから読み取る「浮気をしなさそうな男」の5つの傾向

 

私の優良なネタ元の一つである『gooランキング』が、「絶対に浮気をしないと思う男性芸能人ランキング」なるタイトルのアンケート調査結果を配信していた。

 

まず、同ランキングで投票対象となるのは、あくまで「芸能人」であって、ゆえに我々はその人物の人格や道徳観をメディア上でキャッチした情報からしか推測できない。さらに、芸能人であろうがサラリーマンであろうが、どんなに純朴で清廉潔白なイメージの持ち主であろうと、状況やタイミング次第では浮気に走ってしまうことも……その可能性が0%だとは断言できない。逆に、周囲にはいかにも誠実そうに映る人が、その“評価”を有効活用して浮気を繰り返すケースもなくはない。……と、前置きしてから、とりあえずは、その「ベスト10」を見てみよう。

 

1位:所ジョージ
2位:木梨憲武
3位:名倉潤
4位:DAIGO
5位:井ノ原快彦
6位:関根勤
7位:藤井隆
8位:ヒロミ
9位:田中裕二
9位:(同票)山里亮太

 

さて。これらの錚々たる(?)ラインナップから瞬発的に浅く分析するかぎり、「なんとなく浮気しなさそうに思える男」には、以下の5つの傾向が指摘できる……のではなかろうか。

 

・  趣味に没頭している男
・  奧さんが美人だとされている男
・  「イケメン」とは程遠い、いわゆる「三の線(三枚目)」の男
・  セクシーさに乏しい、性的な香りが薄い男
・  ホノボノ感を売りにしている男

 

所ジョージ・木梨憲武・ヒロミなんかは典型的な「趣味に没頭」のケース。DAIGO・田中裕二・山里亮太あたりは「奧さんが美人」のケースで、DAIGO以外はそれに「三枚目」を加えたハイブリッド型。いずれにせよ「あんなにキレイな奧さんをゲットしたのに、浮気するなんて信じられない!」といった安直な先入観が我々“外野”には働くのだろう。あと、「セクシーさに乏しい」と「ホノボノ感」は、コインの裏表的な定義で、これにはとくにイノッチ・関根勤・藤井隆あたりが該当する。いや、「性的な香りが薄い」という観点のみで述べれば、ほぼ全員が該当するような気もする。また、ベスト10入りした彼らの半分くらいが実践している「おしどり夫婦の前面アピール」も、重要なポイントなのかもしれない。

 

では、ここで親愛なるcitrus男性読者の皆さまにひとつ、お訊ねしたい。仮に、貴男が芸能人だとして、今回のアンケート調査で上位にランクインできたとしたら……はたしてうれしいですか?

 

そりゃあ、芸能人としては好感度もグンとアップで、CMの仕事とかも入りやすくなるだろうし、悪くない……に違いない。が、「浮気しなさそう」ならまだしも、パートナーから「このヒトに浮気なんてできる器量も能力もない」と油断され尽くしてしまうのは、いささか複雑な気持ちだったりもする。どんなに長く人生を共にしていても、「相手の浮気が怖い」程度のちょっとしたスリルと色気はキープし続けていたいものである……と、私は思う。いかがでしょう?