何となくの "凋落感" が漂ってならない、ゆきぽよの「有名プロ野球選手に口説かれました」告白

 

『ABEMA TIMES』によると、モデル兼タレントのゆきぽよ(木村有希・24歳)が、プロ野球選手に口説かれた過去を激白。だが(当時はその選手に)興味がなく、ぞんざいな態度を激しく後悔しながら「捕まえておけばよかった。絶対安泰だったのに…」と無念の思いを口にした……らしい。もう少々詳細を説明しておくと、6月6日に『ABEMA』で放送された『ABEMA的ニュースショー』に出演したゆきぽよが、

 

「お食事に行こうと誘われてお食事に行ったら、プロ野球選手の方がいらっしゃって…。その方がプロ野球選手だということを知らなかった。めちゃめちゃ口説かれ、LINEもしつこかったんですけど…あまり興味がなかったので "ポイポイ" ってしてたんです」

 

「でも、不意に(その選手のことを思い出して)調べたら、とんでもない選手で…めちゃめちゃ有名すぎて『逃した!』と思って…。捕まえておけばよかった。将来安泰だったのに」

 

……と地団駄を踏んだ。

 

……みたいな顛末である。さて。ここまでを読んで、賢明なる読者の皆さまはどうお感じになったことだろう?

 

私はまず、とてもイタいと感じた。もちろんゆきぽよが……だ。誰がなんと言おうと、私はゆきぽよの外見・内面とものギャルな雰囲気が本来決して嫌いじゃなかったぶん、その「イタさ」は(私のなかで)よりいっそう増幅された格好となってしまった。

 

そりゃあ、玄人・素人を問わず、メディアやSNSや友人間の飲みの席などで「ゴメスに口説かれたんだけど、超しつこくて…」なんて暴露話を軽々とするような女性とは、できれば深いお付き合いはしたくない。しかし、ゆきぽよは、そういう "あけすけ" なキャラを売りにして、芸能界である程度の地位にまでのし上がってきたわけだし、そこに対して今さら「ウザい」と断じる気もさらさらない。

 

ただ、(あくまで一般的な認識では…だが)めっぽうモテまくって、次から次へと女性を口説きまくっている(との噂の)プロ野球選手(それも、誰でも名前を知っているクラス)に執拗なLINE攻撃込みで言い寄られたからといって、「逃した!」「捕まえておけばよかった」「将来安泰だったのに」と、安易な後悔の念を告白するのはいかがなものだろう? 

 

「相手も遊びだった」可能性だって十分にありうる。そして、一昔前のゆきぽよならば、それくらいの "男女のかけひきの妙" はあっさり承知の上で「口説かれました→はい、おしまい」と、ギャルならではの卓越した反射神経で軽快にスパッとトークを切り上げていた……はず。

 

そんなたわいもない内容の痴話ネタを「結婚」まで引き伸ばしてしまう──こうした「ぽくなさ」に、例のスキャンダルでメンタル的に相当追い込まれているゆきぽよの "焦り" みたいなものを "痛感" してしまうのは、はたして私だけなのか……? 世間の空気なんぞ中途半端に読まず、もっと堂々と振る舞ってもらいたい。