新型コロナショックの影響による、昨今ではもはや「慢性的」とさえ表現しても差し支えない「外出自粛」の風潮は、結果として(男女を問わない)多くの人々の目を「自身の外見」へと向けることになったようである。極端な例では、仮にけっこう大がかりな美容整形手術を施したとしてもご時世柄、そのダウンタイムを比較的確保しやすかったり、マスク着用が完全に常態化したり……と、そういった環境下が「外見改造」のための追い風になっている……との噂もある。
そして、とくに男性のあいだでは「髪」に関する悩みが激増の傾向にあり、実際「薄毛」対策のビジネスはコロナ禍においても右肩上がりの成長を見せているという。
なぜ、こうした現象が起きているのか? その要因は、大きくは以下の3つが推測される。
(1) 外出自粛による運動不足やストレスで「抜け毛」が増えた(気がする)
(2) 自宅にいる時間が多くなったことに比例して、鏡などで自身の外見をチェックする時間も多くなった
(3) リモートワークやマスクの普及で自身の薄毛がより際立ってしまう
たしかに! すべてがピッタリ、私にも該当する。
ただ、「薄毛ケア」と一言で言っても、安易に手を出すのは我々“素人”にとって正直なところ、少々敷居が高い……ぶっちゃけ、おっかなかったりもする。
・お金がむっちゃかかりそう
・なにか副作用がありそう
……といった先入観が常に付きまとうからだ。しかも、これら双方の“不安”は「効き目が高ければ高いほど大きくなる」……印象もある。
では、ここらで主だった「薄毛ケア」アイテムを特徴別に、あらためて紹介しておこう。
・養毛剤:化粧品の一種で、頭皮や髪のコンディションを整えることが目的
・育毛剤:すでに生えている髪の毛の成長促進、頭皮の環境を整えて、抜け毛を防止することが目的
・発毛剤:毛が薄くなったり生えてこなくなったりした部位に髪の毛を生やすことが目的
また、「AGA専門のクリニック」は、医師が医療行為として医薬品(※市販しているものよりも強い発毛剤や服用薬)を使い、AGA(男性型脱毛症)の治療を行っている。当然のこと、効能と金額に関しては、
「養毛剤<育毛剤・発毛剤<AGAクリニックによる治療」
……という定理が(原則的には)導き出されるわけだが、その反面、発毛剤には「性欲減退やうつ症状」ほかの副作用が稀に生じることもある……らしい。となれば、まだ(あくまで自己診断によると)そこまで薄毛っぷりが深刻な様子でもなく、まだ「性に対する執着」が全然抜けきっていない初老男子・ゴメスとしては、
「なるべく品質の高そうな育毛剤」
……が“チョイスの落とし所”となってくる。
そんなこんなで、おびただしい商品の数がネット上に出回る薄毛対策関連の広告のなかから、私が厳選した「育毛剤」は、デオドラントクリームやアイクリームなども手がける『株式会社キーリー』という会社が販売している『IQOS(イクオス)』──「育毛業界ナンバーワン!」と、景気のいいコピーがおどっているが、私がもっとも惹かれたのは、
「日本国内最多※のこだわり成分配合」
※日本マーケティングリサーチ機構調べ(調査概要:2019年7月1日〜8月2日_実績調査)
……とのくだり。「髪の毛や頭皮に良さそうな成分はたくさん入っているほど、どことなくお得っぽい?」といったシンプルな動機によるものだ。
なんでも、さまざまな角度から発毛促進・育毛・脱毛予防にアプローチする、「センブリエキス」「塩酸ジフェンヒドラミン」「グリチルリチン酸ジカリウム」「クジン抽出液」「トコフェロール酢酸エステル」という5つの有効成分をはじめとし、なんと! 124種類もの“こだわり成分”が配合されているんだとか……。あと、
(1) 毛髪の太さの変化
(2) 頭皮の赤みの改善
(3) 頭皮の乾燥の改善
(4) 炎症の改善
(5) フケの量の改善
(6) 毛穴の詰まり改善
……に対する高い有効性が『一般財団法人日本臨床試験協会(JACTA)』によって確認された独自のスカルプケア成分「アルガス-3」も含有している……のだそう。
「せっかくだから、それなりにキチンとやってみよう」ってことで、ふんぱつして液体タイプの育毛剤『イクオスEXプラス』(定価:14,080円/税込)と一緒に、錠剤サプリメント『イクオスサプリEXプラス』(定価:10,238円/税込)も購入した。
ちなみに、『IQOS(イクオス)』シリーズにかぎった話ではなく、育毛剤を使用する際は
・噴射後のケアを数秒で終わらせない(※2分は頭皮を触らずじっくり浸透させてからマッサージをする)
・育毛のヘアサイクルを考え、できれば半年くらいは辛抱強く毎日使い続ける
……のがポイント……とのこと。
さらに“大敵”なのは生活習慣の乱れ! 今は(=少なくともワクチンが接種できるまでは)草野球以外やることもないので(笑)、せいぜい規則正しい食生活と睡眠を心がけつつ育毛活動に励み、とりあえずはその“成果”を3ヶ月後、親愛なる読者の皆さまに、またご報告したい。