「20代向けのビジネスニュースサイト」をコンセプトとする『biz SPA! フレッシュ』が、男性に向けて、とある恋愛アドバイザーによる「モテ指南」のような記事を配信しており、いい意味でも悪い意味でもわりと注目すべき点がいくつかあったので、そのいくつかを以下に紹介してみよう。
まずは「外見」についてだが、もっとも気をつけるべきポイントの一つとして、アドバイザーさんは「眉毛」を挙げている。コレはじつに納得! 私が毎回指名している理容師さんは、髪を切ったついでにいつも眉毛も軽く整えてくれるのだけれど、眉下のムダ毛をホンの1ミリ程度剃ったりカットしただけで(※逆に眉上をいじるのは厳禁…なのだそう)、まるで魔法をかけられたかのごとく、鏡に映る顔つきが明らかにガラッと凛々しくなるのである。ゲジゲジ眉毛に悩むアナタは、ぜひそのスジの専門のヒトに相談して、お手入れに精を出してみてはいかがだろう? 確実にハンサム度が2ランクはアップしますから!
たとえばSNSなどで使用する「プロフィール写真」も、恋愛関係を育むプロセスにおいては大事な要素となる。「自撮り」はナルシストっぽいイメージが強く、さらには「それ以外に載せる写真はなかったのかな?」とリアルな生活が充実していない風に見えるのでNG……とのこと。好印象なのは「男友だちと旅行やご飯に行ったとき撮ってもらった、できるだけ爽やかな写真」……なんだとか。コレもそれなりに納得! 自撮りで「ナチュラルな笑顔」を撮影するのって、けっこう難易度高め……っていうか、素人じゃほぼ不可能ですしね?
で、私が少なからずのショックを受けてしまったのが「趣味」のくだり。アドバイザーさん曰く、
・クルマ
・野球観戦
・ラーメン
……の3つは「この人と一緒にいて楽しそうと思わせることが不可欠」という観点から、女性は近寄りがたく感じる……らしい。
ヤバい……。「野球(観戦)」に「ラーメン」と、3つ中2つも該当してしまっている。でも、野球が好きな……もっと言えば熱狂的な阪神ファンの女性だって、それにラーメンの食べ歩きにハマっている女性だって、数字的には“稀”なのかもしれないが、間違いなく実在するハズ……。むしろ“稀”な相手と運良く出会うことができたら、お互い喜びはひとしおで、会話もよりいっそう盛り上がるのではないか?
私は、別に一般論で申すところの「女性ウケする趣味」を無理して強引に付け加える必要はないと考える。多少の“盛り”はしょうがないにしても、原則としては(早い段階で)「ありのままの自分」をアピールしなければ、後々がしんどくなるだけだ。
ただ、どうしても前出の「三大モテない趣味」にピクリとも食指を動かさない“多数派”の女性にもモテたい……とワガママを申すなら、
「運転が得意なのでドライブは任せてください」
「野球に興味はなくとも(コロナ収束後の)ナイターで飲む生ビールは最高ですよ」
「女性と一緒にヘルシー系のラーメン屋巡りもしてみたいです」
……みたいな一言くらいは添えるべきなのかもしれない。