「あざとい系男子」ってホントに実在するの? 実在するとしたらどんな男子? 識者の方々の解説は…!?

 

ネット版の『CLASSY』が、

 

 
「あざとい系女子」の言動が男心を翻弄するのはよく聞く話ですが、最近は「あざとい系男子」の魅力に沼落ちする女性が急増中!

 
……なんて風な警鐘を鳴らしていた。

 
たしかに「あざとい系女子」ならば、それなりにイメージすることができる。早い話が、田中みな実だとか弘中綾香アナみたいな女性のことなんでしょ……と。だがしかし!「魅力に沼落ちする女性が急増中!」って言われても……「あざとい系男子」が一体どーいう男子のことを指すのか、男子の私にはイマイチよくわからない。おそらく、女子の皆さまも完ペキにはそのイメージを掴み切れていないのではなかろうか? とりあえずは、同記事の取材に応じていた“識者”の方々の見解に目を通してみよう。

 

 
辛酸 なめ子さん/漫画家・コラムニストの意見

 
“女らしさ”や“男らしさ”を体現しなくていい時代、確かにあざとい系男子が増えました。頑張ってカッコよさを保つより、失敗しても「可愛い」で済まされるキャラになった方が得だと感じているんでしょう。彼らにハマるのは、仕事を頑張っている自立心の強い女性がほとんど。経済力がある女性が求めるのは、癒しや優越感、そして可愛さやギャップでキュンとさせてくれる存在です。(そういう意味で)あざとい系男子と、バリキャリタイプの女性は需要と供給が一致しています。

 
牛窪 恵さん/世代・トレンド評論家の意見

 
一般的にあざとい系男子は出世欲が高く上昇志向なので、単に甘えん坊なわけではなく、何らかの目的を達成するために女性に接近しています。また家族関係などから女性の喜ぶツボを心得ていて、女性の扱いがとても上手。世話好きなタイプや、母性本能の強い女性からすると、彼らの貪欲な姿勢が魅力的に映り、何か力になれるならと思ってしまうのでしょう。

 
もう一人、男性識者の「意見」も掲載されていたが、今回は“抜粋”を割愛させていただく。さて! ここで注目したいのは、独自の視点や緻密なデータ集積による鋭い分析力を武器とする「国内有数の女性論客」でならすお二人の「意見」が微妙に食い違っているという事実である。あえて例えるなら、

 
辛酸さんがイメージする「あざとい系男子」=周囲による自分への評価にまったく動じない(=興味がない?)、自分の「可愛さ」に依存するマイペースなヒモ的男子

 

牛窪さんがイメージする「あざとい系男子」=野心たっぷりで、自分の「可愛さ」を確信犯的にアピールするナンバー入りを目指すホスト的男子

 
……といったところだろうか? そして、「ヒモ」と「ホスト」は、世間一般的には一見「同じようなもん」と捉えられがちだったりするけれど、「ペシミストとニヒリスト」「享楽主義と戦略主義」という意味で、じつは似て非なるものなのだ。

 
ただ、「女性の母性本能に訴えかける」「自立心の強い女性(=比較的、経済力がある女性)がターゲットになりやすい」という点は共通しており、辛酸さんと牛窪さんのどちらが正しくて、どちらが間違っているのか……ってより、「あざとい系男子」には「ヒモ型」と「ホスト型」の2種類が存在すると考えたほうが、より正確なのかもしれない。私見を申せば、愛すべきなのは「ヒモ型」、でもタチが悪いのも「ヒモ型」って感じなんだが……(笑)?