「酒飲み女子と付き合いたくない男子の言い分」に真っ向から反論する「酒飲み女子と付き合いたくなる男子の言い分」!

 

「恋愛の参考書」をキャッチコピーとする恋愛系ネットメディア『スゴレン』が、『「酒飲み女子」と付き合いたくない男子の言い分9パターン』

なるタイトルの記事を配信していた。とりあえずは、その「9パターン」ってヤツを、以下に紹介してみよう。

 
【1】酔っ払って乱れた姿を見たくないから

【2】飲み会ばかりでデートができなそうだから

【3】彼女を一人で飲み会に行かせるのが心配だから

【4】飲み代がかかって仕方がないから

【5】自分はあまりお酒が飲めないから

【6】酔った彼女を介抱するのが大変だから

【7】「飲めない女子」のほうが女の子らしく思えるから

【8】つまみしか食べないなど酒飲み独特の食事スタイルが合わないから

【9】愚痴を聞いたり泣かれたりするのが面倒だから

 
さて。私は、女子と付き合う際「酒飲み」であることを“マストの条件”にこそ挙げないものの、「できれば酒飲みな女子のほうがいいよなぁ…」とは常に思っている。理由は以下のとおりだ。

 
【1】   酔っ払って乱れた姿を見たいから
【2】   酔った彼女を介抱するのがわりと楽しいから
【3】   「飲める女子」のほうが生命力が強そうに思えるから
【4】   つまみしか食べないなど酒飲み独特の食事スタイルが合うから
【5】   愚痴を聞いたり泣かれたりするのもまた一興だから
 

賢明なるcitrus読者の皆さまはもうお気づきだろうが、私が「酒飲み女子が好きな理由」は、前出した「酒飲み女子を苦手とする理由」のいくつかを逆にしただけにすぎない。つまり「自分はあまりお酒が飲めない」という男子にすれば“短所”となってしまう「酒飲み女子」の特徴が、我々「酒飲みな男子」にとっては、そのまま“長所”へと転じるということなのである。

 
たとえば、「お酒を一滴も飲めない女子」でもその彼女が韓流アイドルの追っかけとかハマっていたりしたら、やはりデートの時間は削られてしまうわけだし、私なんかからすれば「お酒が弱い女子」を一人で飲み会に行かせるほうがむしろ心配だったりする。

 
「自分はあまりお酒が飲めない」から「酒飲み女子とは付き合いたくない」とおっしゃるなら、まだわかる。そう。日常のなかに「お酒を飲む」といった行為がどれくらいの比重を占めるかは、その人その人のライフスタイルのわりと大きな部分を決定づけるがゆえ、先述したように「マストではない」が、酒飲み男子は酒飲み女子と、飲めない男子は飲めない女子と付き合ったほうが“交際上の行き違い”が生じるリスクはぐんと減少することに間違いはない。

 
だがしかし! 世の中には「アンタ、お酒の席…けっこう好きやん!?」「ちょっと飲んだだけでむっちゃ酒癖悪くなるやん!?」……ってな感じの男子が自分のことを棚に上げて「酒飲み女子とは付き合いたくない」なんて風に、まるで「自分は喫煙するくせにカノジョの喫煙は許さない」的にしれっと言い放つ、意外と少なからず耳にするケースが、私にはアンフェアだとしか思えない。

 
「大酒食らって酔っ払う女子=はしたない」みたいな倫理観にいまだ縛られているのだろうか? じゃあ「大酒食らって酔っ払う男子」は、はしたなくないのか? 百歩譲って「はしたない」としよう。だったら、私は自分にそんな「はしたない姿」を酒の力で無防備に晒してくれる女子のほうが、断然タイプだったりするのだが、いかがだろう?