「いいイメチェン」と「悪いイメチェン」について、ちょっとだけ真剣に考えてみた!

 

「女性の恋愛を応援するWebメディア!」をコンセプトとする『愛カツ』が、「男子には意外と不評な女性のイメチェン」について語る記事を配信していた。冒頭には、

 

大好きなあの人に、少しでも気にしてもらえたら……。

そんな思いから、自分の印象をガラッと変えるイメチェンをしてみよう、と思うこともあるのではないでしょうか。でもちょっと待って! もしかしたらそのイメチェン〜(※以下省略)

 

……との煽り文句が。とりあえずは、その「男子から不評を買ってしまう危険性もあるイメチェン」ってヤツを以下に紹介しておこう。

 

(1)顔立ちと相反するヘアスタイル
(2)「昨日肉じゃがつくったの〜」などの報告のみで完結してしまう、エビデンスがない、いきなりの家庭的アピール
(3)ナチュラルメイク系からの(男子でもわかるレベルの)急激なトレンドメイク

 

(2)の「せめてつくった肉じゃがをインスタにアップするくらいのことはしなさいよ」的な、あまりに一夜漬けっぽい "なんちゃってイメチェン" はまあ問題外として、(1)のヘアスタイルと(3)のメイクは "女子がまず手掛けるイメチェン" としては、たしかに "王道" なのかもしれない。

 

しかし、「(一般論として)男子ウケするから」といって前髪をつくったり、「(一部で)流行っているから」といって目の周りを赤っぽく塗ったくったりされたら……ときに我々男子としてはガッカリしてしまうのも、また事実だったりする。

 

いや、それらが似合っているのだったら文句はない。が、男子目線やトレンド目線オンリーでそっちに走ってしまったがゆえ、せっかくの完璧なフォルムの額(ひたい)や美肌を、前髪や赤いアイメイクで台無しにしちゃうのは、いささか残念な気もしなくはない。

 

たとえば、還暦を間近に控える初老の私が、いくら「若く見えたほうがモテるから」と、大枚をはたき、今日から白髪を全部染めて薄毛な箇所をフォローする部分カツラを装着したとしても、年相応の肌感やシルエットまでをも "誤魔化せる" はずもない。「悪いイメチェン」の典型以外の何物でもなく、むしろその不自然なギャップが悪目立ちしてしまうだけ
──そんな私がどうしても劇的なイメチェンを “無理なく”果たしたいのならば……薄毛も白髪もすべて "無きもの" とするスキンヘッドにするか、そこまでの勇気と決断が持てない場合は、外出時には必ず自分の骨格に似合うハットなりキャップを毎日かぶる習慣をつければいいだけの話なのである。

 

結局のところ、「いいイメチェン」とは、異性の目を惹くためやトレンドに迎合するためではなく、あくまで「自分のためにするもの」だと私は考える。少々角度を変えた詳細な表現をすると、

 

「自分の実像や性格を極力、客観的に把握したうえで、自分の気分転換や自信回復のために、長所とされるパーツをよりブラッシュアップすること」

 

……なのではなかろうか。