ここ最近、神田うの(46)をよくいろんなメディアで見かける……印象がある。
昨年末にはお笑いバラエティ番組『爆笑!ターンテーブル』(TBS系)で27年ぶりにデビュー曲を披露してそのあまりの下手っぷりがスタジオ内で大ウケしていたし、今年2月には写真週刊誌『FLASH』で10年ぶりにグラビアを飾り、本格的に芸能活動を再開させるという。
そして、神田うのの "芸能界への本格復帰" の理由を、一部マスコミやネット住民は以下のような主旨で報じて……もしくは投稿している。
「夫が社長を務めるパチンコ会社も、コロナ禍における緊急事態宣言などで休業を余儀なくされ、ここ2年は業績を大きく落としているから、家計を助けるために神田うのがタレントとしてまた活動せざるを得なくなった」
じつは "致命的な悪さ" はしていないのに、なにかと叩かれやすい芸能人っていうのは、一定数実在する。ザッと挙げると、(今では)石田純一・小島瑠璃子・辻希美……あたりで、神田うのもまさにその一人だと言えよう。実際「神田うの 復帰」と入力してあれこれと検索してみると、
「今さら需要はないでしょ!」
「あまりいい年の取り方をしていないと思う」
「日常やセンスが成金趣味なので親近感が湧いてこない」
……ほか、批判的な論調が大半を占めていた。
もちろん、私は彼女ともダンナさんとも1ミリの面識もないので、神田ファミリーの懐事情がどのくらい切実なのかはわかろうはずもない。だがしかし! もし万が一、前出した一部の報道や憶測どおり「ケツに火がついたがゆえの芸能活動再開」が(ある程度)本当ならば、
「神田うのってむっちゃ素敵な奥さんやん!」
……と、私は思う。
だって、パートナーの仕事が窮地に立たされた際、メンタル面だけではなく経済面でもフォローしてくれるような関係の夫婦なんて、そうザラにはいませんから! 長い人生、落ちるときもあれば曲がるときもある──結婚したら夫側にも妻側にも大なり小なりの "不調な時期" ってヤツは一度や二度、必ずおとずれる。そんなときにあっさり見切りをつけるのではなく、なりふりかまわず(卑近な例では佐々木希のように)稼ごうとしてくれる伴侶は、どん底な側からすれば涙が溢れるほどに、とてもありがたい存在なのではないか?
一説によると「(神田うのの夫の会社は)たとえパチンコ業界が衰退しても、不動産業で十分生き残ることができる」……との噂もあり、それだと私の "神田うの称賛" の意はまったくの見当外れってことになってしまうわけだが、だったら「その気になったらすぐ芸能界に本格復帰できるだけの美貌」と「たくましい商魂」……あと、その「自由奔放なフットワークの軽さ」が素晴らしい。
さすがに「神田うのと結婚したい」という願望まではないけれど(※向こうも私なんぞと結婚したくはないでしょうけどw)、神田うの "みたい" な女性と一生を添い遂げるのも、なかなかに悪い選択ではない……と私は妄想するのだが、いかがだろう?