タレントの橋本マナミ(37)が7月22日に放送された『人志松本の酒のツマミになる話』(フジテレビ系)に出演し、自身の「愛人キャラ」についての悩みを打ち明けていた。そのおおよその発言は以下のとおりであった。
「愛人キャラとして(世に)出てきたので、男性ファンがすごい多くて…」
(でも、結婚したから)「子ども産んで、女性ファンの共感がすごく欲しくて。今、憧れている子って菊地亜美ちゃんなんですよ。菊地亜美ちゃんて、女性ファンがほとんど。インスタライブとかやると『亜美ちゃんだ!』って、神みたいに崇められていて。すごいそれが羨ましくて」
「子育てしてると、すごい大変なこともあるから。コメントとかで共感をもらえると、 “私も頑張ろう” と思えるんですけど。パブリックイメージの大きさはなかなか…」
グラビアをバリバリにやっていたころは「国民的愛人」なんて、よくよく咀嚼するととんでもないキャッチフレーズ(笑)を欲しいままにしていた橋本マナミだが、2011年11月に一般男性と結婚し、翌年7月には第一子となる男児を出産。それをきっかけに「ママタレ」への転向をはかるも、いまだ「愛人キャラ」が抜けきれず……。だがしかし! ここで私は、あらためて冷静に考え直してみる。
「愛人キャラって、どんなキャラやねん!?」
とりあえずは、パッと私の頭に浮かんだ「愛人キャラ」っぽい要素を、ざっと箇条書きにしてみよう。
(1)ストレート系の黒髪(←目立ちづらい)
(2)顔のパーツは小ぶりなバランス型(←目立ちづらい)
(3)若いころは実年齢より老けて見られがち(=加齢するごとに年相応な外見になっていく)
(4)適齢期なのに未婚(だった)(←ワケあり系?)
(5)物分かりが良い(良すぎる?)
(6)口数は少なめ…ではあるが、自身のポリシーに関しては頑固な一面も
(7)洋服のセンスは地味めだが、脱いだらじつはすごいんです!? (←目立ちづらい?)
(8)群れるのを嫌い、単独行動を好む
(9)部屋はいつもきちんと片付いている
(10)料理が得意(とくに家庭料理?)
……と、女性からのお叱りを覚悟のうえで、あえての “男性目線オンリー” で列挙するなら、まあこんな感じ……ですかね?
もちろんのこと、私は橋本マナミとは1ミリも面識はないし、「これまで」をつぶさにチェックしてきたわけでもないので、はたしてどれとどれとが彼女に該当するのか、本当のところはよくわからないのだけれど、たぶん↑の10項目中6〜7個くらいは合致しているのだろう。
そして、これらを総論的にまとめれば、私が定義する「愛人キャラ」とは、
・存在感が薄い
・私生活がイメージしづらい
……という仮説へと行き着くわけだが、そもそも「存在感が薄いヒト」が芸能人になれるはずもなく……あと、芸能人なら「私生活がイメージしづらい」のも当たり前? つまり、未婚時代にいただいてしまった「国民的愛人」という、セールスプロモーション的にはあまりにも秀逸だったコピーライティングに秘められたパワーが、案外そのイメージを払拭できない一番の理由であって、その残像を完全に無きモノとするには、まだまだかなりの時間を必要とするのかもしれない。