意外にも未だ多くいる「オラオラ男性好き」の女性の特徴を考察する記事がなかなか参考になった!

 

『JJ』『CLASSY.』『VERY』……ほか、光文社が発行する女性誌8誌をつなぐ総合Webメディア『magacol(マガコル)』が、「オラオラ系男子に惹かれてしまいがちな女性」の特徴や傾向を考察する旨の記事を配信していた。その「特徴」は “たった2つ” に絞り込まれており、それらの分析もなかなかシャープに研ぎ澄まされていた……(と私は思った)ので、さっそく以下に紹介しておこう。 

 

1.恋愛至上主義な港区女子

(※玉の輿願望が強く、外見にも自信があるため、じつはトロフィーワイフを望む傾向のあるオラオラ系男子と相性がピッタリ。住む場所・クルマ・服装など外見やブランドなど表面的な部分に依存しがちゆえ、内面の見極めは浅い?)

 

 2.専業主婦希望の量産型女子

(※専業主婦願望を抱く女性は、家庭への憧れが強く、自己肯定感が低いため、自信に満ちた男性に自分のすべてを委ねてしまいがち?)

 

なるほどぉ〜〜〜! 超納得……ではないか!! とりあえず、 “書き手側” の視点から言わせていただくと……一見ではもっとも「オラオラ系男子」とは縁遠そうな「港区女子」をあえて冒頭に持ってきて、「じつは〜」といった感じで、そのロジックを矛盾なく展開しきった段階で、もう「勝ったも同然」で、次の “想定の範囲内” 的な「専業主婦希望の量産型女子」にも、よりいっそうの説得力が帯びてくる。素晴らしい文章力と構成力である。ちなみに、そんな「オラオラ系男子」を知らぬ間に「育ててしまう」女子も、ちまたには実在する……とも同記事は指摘する。

 

1.「下に下に入りたがる女子」がオラオラを育てる

(※自分に自信がなかったり、嫌われることを怖がる女性は、自分の意見を主張せず、すべてを男性に合わそうとし、その積み重ねによって男性は調子に乗ってオラっていく?)

 

2.「彼を砂糖漬けにする女子」がオラオラを育てる

(※年上の女性に多く、母性全開で男性に尽くしてしまい、結果として甘やかしすぎることになって男性の怠け癖が増長し、オラっていく?)

 

んん〜〜〜っ……育てちゃいかんでしょ、育てちゃ……とツッコミたいところだけれど、たとえ30歳年下のカノジョができても「イビキがうるさい!」だとか「夜中にトイレ行きすぎ!」だとか「なんでもかんでもヒトに聞くな! ネットで調べろ!!」と叱られるのが怖くて常にビクビクしているような私からすれば信じられないことに、オラついている男子が好きな女性って、一定数……というか、わりといっぱいいるんですよね〜。

 

そういう女子にとって、私は100%恋愛対象にはならないし、近寄ってもこないので、周囲ではほとんど見かけないのだが、ゴメスのほぼ無根拠なフェルミ推定によると、日本では約3割くらいの女性が(潜在的なタイプも含め)「オラオラ系男子好き」だったりするのではなかろーか?

 

おそらく「男らしい」「女らしい」という明確な対立的概念を両親から受け継がれ、いまだその呪縛から解き放たれていないのだろう。

 

「#MeToo的にもよろしくない悪習だ!」なんてことは申しません。適材適所で、オラオラされるのが好きな女子は、殴られないレベルでちゃんとオラオラしている男子と結ばれたらいいな……と、私は切に願うばかりなのであった。マッチングアプリに掲載されている盛り写真からも、そこらへんの匂いをなんとなく嗅ぎ取ることができる感性を、ただひたすら磨いていただきたい!