占いサイトが配信する「マーキング男のしがちな行動」が的を射すぎていて、つい自分と照らし合わせてしまった件について

コラム

 

「無料占い」と「恋愛コラム」を提供するWEBメディア『みのり』が、男性が女性に対して抱く独占欲の証とされる「マーキング行動」について言及する旨のコラムを配信していた。

 

Yahoo ! ニュースで、この『みのり』なるメディア名を目にしたのは……少なくとも私は “初” なんだが、今回ここで紹介する同コラムも程良くニッチなテーマで、しかも、なかなかに丁寧な分析を、しっかりとした構成でまとめ上げている(※←上から目線w)。おそらく、スタッフに優秀な編集者が揃っているんだろう。今後も小まめにチェックしていきたいサイトの一つである。

 

ちなみに、「マーキング行動」というのは「動物が尿などで自分のなわばりを示すこと」(広辞苑第7版)──そして、独占欲が強い男性も、この「マーキング行動」をしがち……なんだとか。とりあえず、その具体的な「行動」の「6つ」とは、以下のとおりであった。

 

(1)二人にしか分からない話題を言う

(2)お揃いの物を持つ

(3)キスマークを付ける

(4)人前でスキンシップをする

(5)送り迎えをする

(6)女性の友人に会おうとしてくる

 

じつに鋭い……っていうか、痛いところを突いてくる。私は大丈夫か……と、つい自身のこれまでを振り返ってしまった。たぶん大丈夫……?

 

従来の恋愛系マニュアルなら6つも項目があれば、一つや二つは数合わせ的なしょぼい定則が紛れているものだが、そういうのが一切ない。どれもこれもがすべて「たしかに!」と猛烈に納得できてしまう男性の……いや、男女問わない(?)「マーキング行動」ばかり……まず、その打率の高さに感心した。電車とかで、首筋にキスマークを付けられまくっている女子の横にいる男って、たいがいがベタベタ彼女の身体を触りまくってますしね(笑)?

 

あと、SNSにカップルのツーショット画像をやたら投稿するヒトも、かなり強い独占欲の持ち主だと、私は考える。とにかく彼ら(彼女ら)は「自分がもっともパートナーの優先権を持つ人物であること」を公に主張したいのだ。

 

おたがいがそれで幸せなんだったら、それでかまわない。「キスマーク」をはじめとする、わかりやすいマーキングで “愛情” を実感できる……もしくは、そのくらいエモーショナルな行動じゃないと “愛情” を実感できないタイプのヒトって、間違いなく実在しますから!

 

しかし、付き合いはじめて1ヶ月あたりは、のぼせ上がってこれらのマーキング行動が「心地良い」と勘違いできたとしても、長く付き合っていくうち、徐々に温度差が生じてくるのが一般的なパターンである。では、そうなってしまったとき、 “熱量の低い側” は一体どうするべきなのか? 同コラムでは、その「解決法」をこう述べている。

 

・「ここまでの好意(行為)はOK! それ以上はダメ!」と明確な境界線を提示する

 

・「仕事が忙しいときに駅で待ち伏せはやめてほしい。けれどLINEは二日以上空けないようにする」などと交換条件を出す

 

・「好きだからアナタを信じる。だから私のことも信じて欲しい」と伝える

 

これもまた、文句のつけようがない完ペキなアドバイスだと思う。それも、できれば早めに! そこでまったく相手に変化がみられないなら……やはり早めに “別れ” を切り出したほうが得策なのではなかろうか。「独占欲が強い」ゆえ一悶着はあるかもしれないが、その決断は遅くなればなるほど、下手すりゃ犯罪まがいにまでエスカレートした、ドロドロの結末を迎えてしまう可能性だって……なくはないのだ。

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