90年代伝説的バラエティ番組3選! とんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン

コラム

citrus 文月

 

90年代のバラエティ番組は傑作ぞろい。特にお笑いコンビのとんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャンがMCを務める番組は神がかっていた……! 今回はそんな伝説的なバラエティ番組を3つ紹介していこう。

 

 

■とんねるず/とんねるずの生でダラダラいかせて!!

 

日本テレビ系列で1991年10月16日から2001年3月14日まで放送されていた『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』(通称・生ダラ)。当初はとんねるずと公募で集められた高校生がバトル形式でトークを繰り広げる番組だったが、次第にロケ企画が増えたバラエティ番組へと変化し、人気を博した。

 

企画の内容は多種多様。カートレースの真剣勝負企画「生ダラKART GRAND PRIX」や、とんねるずの石橋貴明と元プロ野球選手の定岡正二のチームに分かれてリバーシ、PK対決など真剣勝負を10本行い、負けたほうは丸坊主にされる「タカ vs サダ 炎の髪切り十番勝負」など見ごたえある企画が多かった。

 

斬新な企画と共演者の福澤朗、勝俣州和、そのまんま東などの個性的なキャラクター性も番組独自の魅力となった番組だった。

 

 

■ダウンタウン/ダウンタウンのごっつええ感じ

 

『ダウンタウンのごっつええ感じ』は、1991年12月8日から1997年11月2日までフジテレビ系列で放送されていた。この番組特有の過激なコントやロケ企画が、「攻めた番組を観たい」というお笑いファンを中心に大ウケ。東京進出後のダウンタウンの知名度を大きく上げた番組となった。

 

松本人志作のコントで構成される本番組。特撮ヒーローをパロディした「世紀末戦隊ゴレンジャイ」や、入院する浜田に “世界1位の男” を名乗る松本が励ましにやってくる「お見舞い」など、松本のセンスが光るコントが満載。内容の強烈さもさながら、出演者の迫真の演技も見どころだった。

 

ダウンタウンのほかに今田耕司、東野幸治、板尾創路、ほんこん、YOU、篠原涼子など同番組をきっかけにブレイク。現在も芸能界の第一線で活躍している芸能人ばかりなので、『ごっつええ』がどれだけ豪華な顔ぶれだったかがわかるだろう。

 

 

■ウッチャンナンチャン/ウッチャンナンチャンのウリナリ!!

 

1996年4月12日から2002年3月22日まで放送されていた『ウッチャンナンチャンのウリナリ!!』は、日本テレビ系列の番組。前番組『ウリウリ!ナリナリ!』を改題して放送された『ウリナリ!!』は、独自の音楽ユニットを2組誕生させ、番組内外で広く知れ渡った存在となった。

 

TERU(ウッチャンナンチャン・内村光良)・CHIAKI(千秋)、UDO(キャイ~ン・ウド鈴木)で結成された音楽ユニット・ポケットビスケッツと、それを潰すために結成された南々見狂也(ウッチャンナンチャン・南原清隆)、天山ひろゆき(キャイ~ン・天野ひろゆき)、ビビアン(ビビアン・スー)がメンバーのブラックビスケッツ。これらふたつのユニットは番組内で対決する企画を数多く行ったほか、それぞれ実際にCDデビューもしている。

 

なかでも、ミリオンセラーを記録した「YELLOW YELLOW HAPPY」(ポケットビスケッツ)、「Timing」(ブラックビスケッツ)を耳にしたことがある人は多いのではないだろうか。バラエティの枠を超えて音楽的に成功した番組だと言えよう。

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