何と令和になって新作・続編が作られた! スカッと笑える80~90年代コメディ映画3選

コラム

citrus 文月

 

奇抜な発想や独特な仕掛けで笑いのツボを押さえ、楽しませてくれるコメディ映画。80~90年代は「マスク」、「ジュニア」、「アダムスファミリー」などの傑作コメディ映画が多い時代だが、なかには令和になって続編が公開された名作も……。今回は3作を解説!

 

 

■星の王子 ニューヨークへ行く/1988年

 

1988年公開のジョン・ランディス監督作品である「星の王子 ニューヨークへ行く」。エディ・マーフィ扮する王子のアキームが世話係のセミを引き連れて、退屈な故郷のザムンダ王国を飛び出し、ニューヨークへと花嫁を探しに行くというストーリーである。

 

両親に過保護に育てられていたアキームがニューヨークで見せる珍道劇は必見。王子という身分を隠し、想い人・リサに何とかアプローチしようとする姿やザムンダ国民とたまたま出会い、写真をせがまれるなどニヤっとなるシーンばかり。また床屋「MY-T-SHARP」で軽快なボクシングトークを咲かせる店員など、個性豊かな登場人物も魅力だ。

 

2021年にAmazonプライム・ビデオで続編となる「星の王子 ニューヨークへ行く2」が配信。アキーム王子が王となろうとしたそのとき、彼の息子がアメリカにいることが判明。真相を解明すべく、再びアキームとセミはニューヨークへと旅立つことになった!

 

 

■ビルとテッドの大冒険/1989年

 

1989年に公開されたスティーヴン・へレク監督の映画「ビルとテッドの大冒険」は、キアヌ・リーブスの名を広く知らしめた作品だ。ロックスターを目指す高校生ビルとテッドがタイムマシンを使って、奇想天外な冒険に出るストーリーとなっている。

 

でたらめに機材をつなぎギターを爆音で鳴らしてショートを起こす、落第をかけたレポートのためにタイムマシンで過去の偉人たちを連れてくるなど、彼らのおバカ&トンデモな発想、言動にはびっくり。そんなおバカ加減に呆れつつも、視聴後は元気になることができるので、落ち込んでいるときに観ると最高に楽しめる映画となっているのだ。

 

そんな「ビルとテッド」は、1991年に続編「ビルとテッドの地獄旅行」が公開。そして、2020年には29年ぶりに新作「ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!」が公開された。新作では、家族を持ち大人になったふたりの世界の命運をかけた時空旅行が楽しめる!

 

 

■ホーム・アローン/1990年

 

「ホーム・アローン」は1990年にクリス・コロンバス監督で公開された映画。家族総出の旅行にひとり置いてかれた末っ子のケビンと、彼の住む家を狙う泥棒コンビのドタバタの攻防劇が繰り広げられる。

 

まだ8歳のケビンが見せる知恵と泥棒に仕掛ける罠の出来は一級品。股間と顔面にそれぞれBB弾を連射、ドアノブを熱々に熱する、ペンキ缶を打撃させ階段に落下させるなどなど奇抜なアイデアで、強盗を面白おかしく撃退する様は観ていて痛快。また簡単に引っかかる強盗コンビの姿も滑稽そのものだった。

 

そんな「ホーム・アローン」シリーズ最新作となる「ホーム・スイート・ホーム・アローン」が2021年にDisney+で独占配信。家に取り残されたマックスのもとに、家宝を取り戻すべく犯罪者夫婦が侵入しようとする――という王道の「ホーム・アローン」ストーリーが楽しめる!

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