王道のモテテクニック「相手を褒めろ!」よりもよりいっそうの効果が期待できる? 「モテたいならば◯◯◯を褒めろ!」

コラム

 

『日刊SPA!』で、「結婚につながる恋のコンサルタント」なる肩書き(?)を持つ山本早織さんというヒトが、「口ベタで悩む婚活中の男性が、簡単に相手に好印象を与えることができる、効率的かつ効果的なコミュニケーション術」を提唱なさっていた。それはズバリ!

 

「第三者を褒めること」

 

婚活コラムなどを読むと、よく「相手を褒めましょう」とあります。ネイルを褒めるとか、服装を褒めるなど、女性のなにかを褒めることもモチロンいいことではありますが、じつは第三者を褒めることのほうが自分の好感度が簡単に上がります。

 

……と、山本さん。たしかに、本来口ベタな男性が「そのネイル、お洒落ですね」だとか「今日の服装、イケてますね」と、慣れない “社交辞令” を付け焼き刃で口にしたところで、たいがいはそれでおしまい── “その次” が続かないのが関の山だったりする。しかし、「褒める」のが「第三者(=赤の他人)」だとすれば、多少は肩の力も抜けてくる……のかもしれない。また、「第三者を褒めること」には、以下のようなメリットもある……らしい。

 

共通の知人などがいれば、「◯◯さんって、こんなところ素敵だよね」と褒めたり、共通の知人がいない場合は店員さんを褒めたり……。第三者を褒めると、褒める際に使った言葉が自分に投影されることがあります。

 

たとえば、「◯◯ちゃんって、気が利いて、誰からも好かれる人だよね」と第三者を褒めたとき、「気が利いて好かれる人」というのが “発言した本人” 自身の印象になると言われています。つまり、第一印象の好感度を上げるには、とても効果的な方法なのです。

 

ただ第三者を褒めるだけでいいというわけではありませんが、愚痴や悪口ばかり言っている人よりも好感度はあがり、「こんなふうに人と関われる人と一緒にいたら幸せだと思う」と、自身の “誠実さ” を伝えるには、とても有効な表現方法なのです。

 

まさに「おっしゃるとおり!」だと私も思った。他人の悪口ばかり言っていても自分がネガティブな気分になっていくだけ……。とは言え、他人のことを褒めるのは、これはこれで「貶(けな)す」以上になかなかむずかしい。そこそこにセンス良く褒め称えるには、それなりの観察眼……さらには、「素敵」「可愛い」「素晴らしい」……などの安易な形容に逃げることのない語彙力が必要になってくる。

 

とりあえず、たった今、目の前にいる「知人」でシミュレーション──その「知人」の長所を穿(ほじく)り出すことで褒める練習をしてみてはどうだろう。ちなみに、たった今、私の目の前には喫茶室ルノ◯ールの “いつも” の店員さんがいる。ならば、

 

「普段は無愛想なんだけど、いつの間にかボクの名前を覚えてくれていて、たまにゴメスさんって呼んでくれたり、さりげなく入店時間を後にズラしてくれたり(※ここのル◯アールは2時間以上滞在したら追加注文をしなければならない)…そういうのって、やっぱプロフェッショナルならではの気配りだよね〜」

 

……と、まあこんな具合に、である。

 

ただし、訓練が過ぎてあまりにもアナタが “褒め上手” になってしまった場合、今度は「褒める相手を多少選ばなければならない」とも忠告しておこう。

 

たとえば、意中の女性の女友だちをやたら褒めると、「このヒト、アタシより(友だちの)◯◯子のほうが好きなんだ…」と逆に嫉妬の念を抱かれる危険性もあるし、共通の知人男性をやたら褒めると、彼女の眼がソッチに向かってしまう可能性もなくはない。いくら誠実さを相手に伝えるのが “モテ” への常道だとしても、こうした“いらんリスク”を避ける最低限の “小狡さ” くらいは有しておくべきなのではなかろーか?

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