WBCのスポーツバー観戦がサッカーW杯より盛り上がっていない理由

コラム

 

いや~~~~~っ! この約2週間……たっぷり楽しませていただきました!! 侍JAPANの皆さま、本当にお疲れさまでした。そして、心からありがとうございました!!!

 

……ってなわけで! 多くの日本……いや、世界中の野球ファンがさまざまなスタイルで、このたびのWBCでの各国が繰り広げる熱戦の模様を鑑賞したのだろうが、そんななか『神戸新聞NEXT』が「スポーツバーなどで流すパブリックビューイングが、サッカーW杯ほどWBCでは盛り上がっていない」みたいなことを報じていた。

 

『神戸新聞』の取材に応じたJR神戸駅近くにある某スポーツバーの店主さんは、こう語っている。

 

まず、予約の電話の数からしてかなり違う。W杯(カタール大会)では毎試合で全60席が完売し、キャンセル待ちが出るくらいの盛況だった。一方、WBCは(準々決勝までの)5試合で予約が入ったのは30席くらい。当日に訪れる人もいるが、来客数はW杯の方が倍近く多かった。

続けて、その店主さんは「予想外に伸び悩む客足」の原因を以下のように分析する。

 

・野球は、ナイター中継をお茶の間のテレビで……という昔からのイメージが根強く残っている?

 

・サッカーは点が入れば盛り上がれるというシンプルな印象があって、ある意味分かりやすい。対して、野球は複雑で、ライトなファンは取っつきにくい?

 

・サッカーに比べて野球は一体感のようなものを共有しづらい?

 

・野球ファンは一つ一つのプレーをじっくり、ゆっくり楽しんでいる感じがする?

 

・サッカーは前後半戦合わせても90分程度だが、野球は3時間半~4時間も試合時間がかかるから?

 

・試合時間が長いため、圧勝的な試合展開だと途中で帰ってしまう人もいる?

 

じつを申せば、私も「サッカー(=W杯)はパブリックビューで観るのも一興だが、野球は(直接、球場に行けないのなら)絶対に自宅のテレビで観たい」派の一人だったりする。

 

サッカーに関しては「本来あまり興味がないけど、W杯の日本代表戦くらいはちゃんと観ますよ~」レベルの典型的な “ニワカ” な私としては、スポーツバーとかで周囲と一緒に盛り上がるのも、それはそれでテンションも上がりそう……。だが、野球にいたっては周囲に邪魔されずに「じっくりと鑑賞したい」ってえのも、たしかにある。

 

しかし、一番の理由は「3時間半~4時間」といった長時間の試合を鑑賞するのに、ずっと集中力をキープし続けるのは、さすがにいくら野球好きな私でも困難だから……にほかならない。

 

集中力が途切れてしまうがゆえ、ついお酒も進みすぎて、酔いがまわればソファにゴロンと寝っ転がりたくもなるし、ピッチャー交代のタイミングでトイレにも行きたいしタバコも吸いたいし、今のプレーの是非をスマホで検索もしたいし、お腹が減ったら簡単なおつまみをつくったりカップラーメンを食べたりもしたくなる……。つまり、

 

「人の目を気にせず、ダラダラと “ながら” 鑑賞がしたい!」

 

……わけであって、優劣の問題ではなく「野球」というのは、そういう “息抜き” が許される性質の競技なのだ。

 

かと言って、ここまでの “大一番” を独りぼっちで観るのも、ちょっとだけ寂しかったりもする。したがって、私にとっては、気兼ねなく “素の自分” をさらけ出すことができる最愛のパートナーと共に、テレビの前に向かうのが……(生観戦に次ぐ)もっとも至福な「WBCの鑑賞の仕方」 となるのであった。

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