「子どもに目指してほしい “理想の有名人” 」の1位は…大谷選手ではなく、なんと!?

コラム

 

ここcitrusに寄稿するコラムのネタ探しのため、ランキング系の記事にはけっこう目を通す。そして、仮にいくらタイトルではその結果をぼやかしていたとしても、「1位」は “お題” さえ読めば、たいがい予想できるものだ。

 

しかし、今回、見つけてきた『オトナンサー』が配信するこの記事にかぎっては……不覚ながらも、まったく「1位」が予想できなかった。

 

タイトルは、『子どもに目指してほしい “理想の有名人” 3位イチロー、2位大谷翔平選手…1位は? コロナ禍で教育「悪化」 1000人の親のリアルな声』──ソニー生命保険が、大学生以下の子どもがいる男女に対し、「子どもの教育資金に関する調査」を実施した際の「質問」の一つである(※調査期間は1月26~27日。有効サンプル数1000人)。

 

まず、「歴史上の人物部門」のTOP3は、

 

1位:徳川家康
2位:織田信長
3位:坂本龍馬

 

まあ、おおかたはこんなところ……といった感じだろう。なんだかんだ言って、徳川家康は200年以上も続いた江戸幕府を築いた偉人だし、今年は大河ドラマでも主人公だし……。

 

次に、「アニメキャラ部門」のTOP3。

 

1位:モンキー・D・ルフィ(ONE PIECE)
2位:孫悟空(ドラゴンボール)
3位:竈門炭治郎(鬼滅の刃)・フグ田マスオ(サザエさん)(※同率)

 

3位にランクインした(他の面々とはやや毛色の違う)マスオさんには、「子に対する親心的な安定志向」が見て取れるが、コッチもまあ、同様におおかたはこんなところ……なんじゃないか。

 

ところが! 「有名人部門」に至っては……???

 

1位:?????
2位:大谷翔平
3位:イチロー

 

……ってことらしい。

 

え~~~っ! 1位は「オオタニサ~ン」でダントツ決まりじゃないんですか!? 7~8年ほど前、まだ大谷選手がメジャー入りしていなかったころ、

 

「錦織圭・羽生結弦・大谷翔平……一番息子にしたいのは?」

 

……みたいな “究極の三択” が、私の周囲でにわか流行っており、そのときは程良く “推し” も分散していたものだが、只今の “旬” と言えば、(いくら調査時期がWBC前の今年1月ではあっても)やっぱり大谷選手だろう!? その国民的英雄中の英雄を抑え込んでの「1位」に輝いた人物とは、はたして……!?

 

「正解」は、なんと! 女優の芦田愛菜さん!!

 

「理由」としては、

 

「しっかりしていて誠実な印象があるから」

 

「学業と仕事を両立させているから」

 

……などが挙がっている……らしい。なるほど、あまりに途方も無い「目標」を胸に抱き、それを実現化させてしまう突出した「才能」と「スキル」を持ち、何十億何百億といった気が遠くなる額面の収入を稼いでしまうような規格外の “スーパーマン” は、逆に「自分の子ども」としてはリアリティに欠けてしまうのかもしれない。また、いくらなんの実益も実害もないアンケート回答ですら、いざ「子ども」のこととなれば……実在存命中の人物だと、つい慎重さと堅実さをもって一票を投じてしまうのが、「親」としての “良心“ ──性(さが)なのかもしれない……。

 

ただ、芦田愛菜さんのタレント業と超難関大学入学の “二刀流” も充分すぎるくらい「規格外」なんですけどね……(笑)???

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