コーヒー通がコーヒーで絶体絶命に? お腹に刺し込むような痛みの原因とは

コラム

 

この男性は、コーヒーが好きな23歳。毎日欠かさず豆を挽き、コーヒーを飲んでいた。いろんな産地のコーヒーを買ってきては味の違いなどを比べるのが趣味で、飲んだコーヒーの記録をブログにアップしていた。

 

ある日、ブログに「新しいコーヒー豆と古いコーヒー豆、実際どこが違うんですか? 具体的に調べて欲しいです」という書き込みが。男性はコメントの通り、家の中のストックを漁り、半年前に買ったコーヒーと買ってきたばかりの同じ種類のコーヒーを比べることに。

 

まずは買ってきたばかりの挽きたてコーヒーは、泡立ちがよくいい香りだった。

 

コーヒー豆を煎ると炭酸ガスが発生する。豆を挽いてお湯を入れると泡立ってふくらむのだが、半年前のものは「あれ……やっぱ古い豆だと全然ふくらまないな……」と、古いコーヒーはこの炭酸ガスが抜けてしまうため、お湯を入れてもふくらみにくかった。

 

さらにこのコーヒーの味は酸っぱくて飲みづらかったが、違いを具体的にリポートしたかったので何口か飲んだという。しかし、半年前のとんでもなくすっぱいコーヒーを飲んだことで、男性に恐ろしいことが!

 

飲んで8時間後の朝5時すぎ、お腹に刺し込むような痛みが。トイレに駆け込んでも激しい痛みで、じっと便座に座れないほど。救急車を呼ぼうにも体が動かない。しばらくすると痛みが和らいできたというが、一体なにが原因なのか?

 

この腹痛について、専門の医師は「コーヒーの中に含まれている脂質、これが酸化して過酸化脂質になって胃腸を刺激したと思われます。痛みが徐々に引いてきたのは、過酸化脂質が吸収されたり排出されたために過酸化脂質の量が減って痛みが徐々に引いてきたのではないかと思われます」と話す。

 

実はコーヒー豆は野菜と同じ生鮮食品。時間と共に傷んでいき、豆に含まれる油脂成分が酸素と反応し、どんどん酸化していくという。すると油脂成分は有害なヒドロペルオキシドという過酸化脂質に変化し、このヒドロペルオキシドは胃では吸収されず、小腸で吸収されるのだが、吸収される際に腸管を刺激するため激しい腹痛を起こすことがあるのだという。

 

コーヒー豆の賞味期限は煎った日から豆の状態だと「およそ90日」で、挽いて粉になっていると「7-10日程度」で、インスタントコーヒーの場合は、開封後1ヶ月程度ということだ。それ以上の保存は、密閉容器に入れて冷凍庫などで保存するのがよい。

 

男性は半年前に買ってきたコーヒー豆を輪ゴムで止めていただけの形で保存していたため、豆の酸化が進んでいたのだ。

 

男性は「救急車も呼べないというか、動けないくらいの痛みでした。教訓としては、賞味期限の範囲以内で飲む。あとは大量に買いすぎるのはやめようと思いましたね 」と話す。こちらの男性、趣味が高じて現在はコーヒー店をオープン。煎ったコーヒー豆を販売するときはくれぐれも賞味期限を守るよう、伝えているという。(2022年5月24日OA)

 


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