結果がすごく知りたい! 「大好きではないけど嫌いでもない微妙なヒトからアプローチされたらどーする?」問題
女性向けファッション情報誌『CanCam』が運営するネットメディア『CanCam.jp』が「嬉しい? それとも引いてしまう? “ナシではないけど、超好きというわけではない人” にアプローチされたら…」なるタイトルの記事を配信していた。
さすが、老舗の女性月刊誌だけあって、じつに興味津々なピンポイントを突いてくる。しかも、男女とも(対象数:200名)に前出の質問を投げかけており、その理由も男女別に詳細が記されているので、我々男子にとっても実用性があるのがうれしい。
さっそく、クリックして読んでみると……まず、調査結果の数字は男女とも、
・好きになってしまうかも:57%
・引いてしまうかも:43%
……であった……らしい。また、 “各派” の「理由」のおおよそは、以下のとおり。
【男性:好きになってしまうかも派】
(1) 素直に(その好意が)嬉しい
(2) 気になる&好きになる
(3) 押しに弱い
[その他]「得しかないと思う」「自分から行けないから」「見方が変わる」「相手を知りたいと思えてくる」……など。
【男性:引いてしまうかも派】
(※「理由」がバラついたため順不同)「押しが強すぎるのは苦手」「アプローチされること自体が苦手」「興味のない人に言われても、なにも感じない」「あざとい」「気持ち悪い」……など。
【女性:好きになってしまうかも派】
(1) 意識するようになる
(2) ナシではない=可能性がある
(3) 好意を持たれるのは嬉しい
[その他]「相手を知るきっかけになる」「押しに弱い」……など。
【女性:引いてしまうかも派】
(1) 不快
(2) 自分の気持ちが乗らないから
(3) 相手から来られるのが苦手
[その他]「めんどうくさい」「好かれるのが怖い」「一目惚れタイプだから」「別れたあと友だちに戻れないタイプだから」……など。
さて。どれもこれもがわりかしに納得できる「理由」ばかりで、とくに私ら男子からすればもっとも重要な「女性の引いてしまう理由」はなかなかに耳が痛く、辛辣であるぶん生々しいほどの説得力を帯びている。なるほど……「一目惚れタイプ」の女性を、さほどタイプじゃない男が攻めても「めんどうくさい」だけ……「別れたあと友だちに戻れない」タイプだと、なおさらだ。
しかし! 私は、それなりにちゃんとした媒体がそれなりの手間暇をかけて実施した、このたびのアンケート調査が弾き出した
「大好きではないけど嫌いでもない微妙なヒトからアプローチされたら好きになってしまうかもしれないヒトが57%!」
……という数字を知ることができただけで、充分に満足している。そう! 最初は脈薄でも、諦めずにアプローチしたらどうにかなる……かもしれない女性は6割弱も実在するのだ。すなわち “成功率” は半分以上!? (残り4割強の「引いてしまうかも派」の女性には多少のご迷惑をおかけしてしまうことになってしまうのだが笑)頑張ってトライしてみるに値する、とても希望に満ち溢れた “データ” ではないか。
おそらく、対象年齢が30代、40代……にまで延長されても、この「57%」なる数字は微増こそすれど、激減することはないだろう。そして、あなたが「好きになってしまうかも派」であろうと「引いてしまうかも派」であろうと、私はそこに文句をつける気は一切ない。
ただ、「引いてしまうかも派」に属しながら、「恋人は欲しいけど、全然いいヒトが見つからない」などと嘆いているあなたには……「ナシではない=可能性がある」というマインドを今一度噛み締めて、せめて「好きになってもいいかも派」への緩やかな転向をオススメしたい!